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そろそろ本気で「昭和臭」に向き合わなきゃなんないと思う

敬愛する藤野英人さんがFacebookなどで「昭和臭」について触れている。悪い意味での古い価値観。仕事とは苦労である、苦労するからお金もらえるんだ、自分が楽しむのは定年を迎えたあとで、みたいな。

長きに渡って滅私奉公的な働き方をよしとしてきた。今も根強いと感じる。

社長相手の仕事をしていると女性経営者の話を聴く機会も多い。彼女らの多くというか全員が「男性優位の枠組み」の中で、女性というだけでたくさんのハンディを負わされているように思える。その男性たちはたいてい昭和臭をプンプン撒き散らしている。

去年からずっといわゆる高齢者を助けようという取り組みがなされてきた。高齢者だけが重篤になる病気なのでとにかく高齢者を守れって。これも昭和臭だよ。そんでもっていろいろなことが報じられるうち、自分ら世代は割食ってるなって思う若者も多いんじゃないだろうか。なんか申し訳なくてたまんない。高齢者は放っておけって言ってるんじゃないよ、念のため。

本屋さんにはモチベーションをどうこうしようって本がたくさん並んでる。自分のモチベーションだったり他人のモチベーションだったり、扱うものはいろいろだけど何でモチベーション云々がちやほやされるのかと言うと、モチベーション上げないとやってらんないことばっかやってるからなんだよね、みんな。

モチベーション上げないとやってらんないことって、言い方を変えると「ホントはやりたくないこと」なんだ。やりたくないことやるためにモチベーションどうのこうのって、ほんとご苦労さまって感じ。

それはお前、やりたくないことやんなきゃさ、って言いたくなったあなたは自分の昭和臭に気づいた方がいい。それが良いとか悪いとかの話ではなく、まず自覚しようよって。

体臭って他者から指摘されると素直に受け止めることができなかったりするから、ちょっと自分でチェックしてみるといいよ。

かく言う俺もプンプン臭ってる。でも大丈夫。いつでも変われるから安心して向き合おうね。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。