夏の俳句4句

洗い髪風の形で休む肩  (季語・洗い髪)

あらいがみかぜのかたちでやすむかた

すぐドライヤ―をかけなくても寒くはないし、少しそのままで
風に吹かせておこう。ベランダで咲き始めたムクゲの花を眺めながら。

砂色の砥石シャリリと波の音  (季語・なし)

すないろのといししゃりりとなみのおと

砂も波も季語のようですが、単独では季語ではないようです。残念。
砥石で包丁をとぐとシャリリリと波の引く音がします。
包丁を研ぎながら夏の海を想いました。

歩道橋支えるがごと鉄線花  (季語・鉄線花)

ほどうきょうささえるがごとてっせんか

歩道橋の下の柵にからんで、毎年鮮やかな青の鉄線の花が咲きます。
近くに住む方が手入れをされているようです。
鉄線、という名前から、歩道橋を支えているようだと感じたので。
ちょっとわかりにくいでしょうか。

梅雨晴やワルツの如しトンビの輪  (季語・梅雨晴)

つゆはれやわるつのごとしとんびのわ

梅雨晴の青い空にトンビが輪をかいている。
ワルツと聞くと輪を連想するのは私だけでしょうか。
ワルツに合わせて、鳶はカタカナにしてみました。
調べたら鳶は季語ではないそうです。

久しぶりの俳句でちょっと頭がついていかない気がします。
コメントお待ちしています。

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