見出し画像

今年よんだ40冊|2021年ありがとうございました!

2021年は40冊の本をよみました。

去年は36冊だったので、同じようなペースだな~という印象です。

2021年さいごの投稿はよんだ本の記録です。


すべてではありませんが、紹介もしていきます。


・「だれかの記憶に生きていく」

葬儀屋さんのはなしです。

死んだ人とのわかれの場をつくりつづける仕事と、そこにかける思いが印象的でした。
仕事にたいして「技術8割・感情2割」と言い切る姿がプロだなあと。

電車でよんだら泣けてしまった本です。


・「ノルウェイの森」

村上春樹の作品をよんだこともないのに、なんだか毛嫌いしていました。

しかしまあ、あんだけ有名なんだから1作ぐらいと手を出したのが「ノルウェイの森」です。

よんでみて、一気に印象が変わりました。

ふだんの小説が、階段のぼるようによんでいるとしたら、ノルウェイの森はウォータースライダー。

いきなり入口にでんっと座らされて、「じゃあな」の一言で背中を蹴とばされる。
とにかく下へ下へとすべり落ちていく。わけもわからないままに出口でぼんっと吐きだされる。

気づいたら終わっていた。
だけどなにも残っていないわけじゃなくて、すべり落ちる途中、一瞬見えた景色がいつまでも絵として残っている感じ。

ノルウェイの森の感想というより、「はじめて村上春樹の作品を読んだ」という体験でした。よまずぎらいしなくてほんとうによかった。


・「日日是好日」

ちゃわんさんから教えてもらった本。

お茶のことはわからないけど、
「いちどやっただけではわからなくて、続けることで気づくこと、気づく瞬間」がつまっていて好きです。

じつは電車で読書旅をしたときのお供でした!


・「キッチン」

noteで紹介されているのを2~3回立て続けに見て、これは読まねばと思った小説。

家にあるのに、自分用にもう一冊買っちゃうくらいには好きです。
ムーンライト・シャドウも好き。


・「からだとこころの健康学」

内容もおもしろいのですが、文章からにじみでる人のよさがすごい。

読む人にとって「はじめましての知識」を、こんなにわかりやすく書けるんだって思った。

KindleUnlimitedでみつけたほりだし本です。


・「高慢と偏見」

ブックホテルに泊まり、ふだんはよまない海外文学に挑戦。

惹かれた言い回しにふせんをはっていったら英単語長みたいになりました。


・「取材・執筆・推敲―――書く人の教科書」

読みました。2021年最後の本です。

ゆっくりよもうとしても、文章がするすると進んでしまう。
それぐらいに読みやすい。

もう一度、ゆっくり読み直したい本です。
電子版で買ったのですが、紙にすればよかったなーーーと今になって思います。


・ ・ ・


読んだことのある本、気になっている本があったりしたでしょうか。

よんだ本は、そのままわたしの興味です。

2022年はどんな本に手をのばすのか、たのしみです。


2021年のおわりに

noteをはじめてから最初の年越しとなりました。
2月にははじめての投稿から1年です。

気がつけば、noteは大切な場所となっていました。
よんだり書いたりの量はへっていますが、ちょうどいいペースだなと思っています。

2021年、noteでみなさんとつながれたことが本当にうれしいです。

2022年もよろしくお願いします!

たいしたものはお返しできませんが、全力でお礼します!! 読んでくださり、ありがとうございます!