書くのが楽しいとき
「この気持ちは、考えていることは言葉にするとどうなるか。」
そのことだけを考えて、こころの奥をじっとみつめるとき。
そうして、感情に言葉をひとつひとつ当てはめていくとき。
書くのが楽しいと感じるのは、そういう時間だったりします。
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楽しく書くってなんなんだろう。
ふと、そんなことを考えたときがあります。
それはたしか、投稿したい気持ちばかりが先走って文章がつづかない時期でした。
なにかを発信したいのに、言葉がでてこない、すぐにつまってしまう。
「楽しく書く」から遠くはなれていて、なんだかなあともやもやしていたことがありました。
そんなことから、書いてて楽しいときってどんなときなんだろうと考えたのです。
わたしにとって、楽しく書くとは「集中して書く」ということ。
もっといえば、「今のわたしを言葉にしたらどうなるか」だけを考えて書くことです。
言葉さがしに集中している、と言えばいいのでしょうか。
今、感じたことを表すには、どんな言葉になるんだろう。
そのことだけを考えて、書く。
そういうときは考えごとが横道にそれることもないし、文章もどんどんすすみます。
たとえば、電車のなかで。
スマホで文章を書いていて、気づいたらおりる駅だった。
ホームにおりても、頭のなかは書きかけの文章のことばかり。
そんな感じです。
ちょうど、読んでいた小説の世界に入りこんでしまって、すぐに帰ってこれないときににている気がします。
こうやってどんどん文章が書けるとき、わたしは「今のわたしを言葉にしたらどうなるか」ばかりを考えています。
ほかのことを考えることもなく、言葉さがしでめいっぱいの状態。
あたまのなかで言葉がかけめぐるこの感覚が、わたしはけっこう好きだったりします。
「この気持ちは、考えていることは言葉にするとどうなるか。」
そのことだけを考えて、文章にする。
それがわたしにとっての「楽しく書く」みたいです。
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最近ぱったり書いていなくて、過去のメモからでてきたことを書いてみました。
書かないと、書くのが楽しいってことも忘れちゃうんだなあって、さみしい発見をしました。
久しぶりに書いてみて、やっぱり書くのは楽しいと、あらためて気づくのです。
たいしたものはお返しできませんが、全力でお礼します!! 読んでくださり、ありがとうございます!