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商品企画・商品開発ってなにをする仕事?
今日は、親戚で集まって食事をしてきました。こういう機会を毎月作るようにしています。そして、毎月集まるようになって16年。
みんなが喜ぶことを考えて、形にしていく。
今日の記事のテーマも、そんなお話。
商品企画や商品開発ってなに?
よく、ビジネス系のニュースやお仕事関連の情報に「商品企画の仕事」とか「商品開発の仕事」なんて言葉がありますよね。
実際に、開発部署で働いていたり、マーケティングや企画の部署で働いた経験があればイメージできますが、そうでない人にとっては、その仕事内容や求められるスキルについて、なんとなくしか想像できないかもしれませんね。
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会社や、その中での立場によっても違いますが、まずは一般的に多く当てはまるのがこちら。
新規商品の発想や開発
既存商品の改良についての発想や開発
発想や開発に向けた情報収集やヒアリング
収集した情報の分析
商品のデザイン考案
商品の試作
この辺は、多くの商品企画や商品開発のお仕事に当てはまると思います。
一言で「商品」って言っても、既存の商品と新規商品があるので、企画や開発のお仕事では、これまでの商品を改良するのか、新しい商品を生み出すのかという目的の違いによって、その後の仕事内容の細かい部分が変わってきます。
また、会社や立場によっては、対外的な仕事を担うこともあります。
例えば、実際に完成したアイデアをもとに商品を生産するには、工場などの業者との連携が必要な場合があります。そのために営業活動をしたり、その計画や管理をまかされることもあるでしょう。
商品企画に必要なスキルは?
商品企画のお仕事って、商品に関わる領域なので、結構広いんです。なので「これさえあれば」という特定のものではなく、いくつかの得意分野があると活躍しやすいです。
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特に大切になるのが、
分析能力
共感能力
提案能力
調整能力
だと思います。
まず、商品企画のお仕事は、市場のニーズや実際の購入者の意見などから活路を見出していくため、そのような情報収集や分析の能力が必要なのです。
また、世の中のトレンドを読んで「なぜ、それが流行っているのか」「なぜ、それが人気なのか」「それって、どんな気持ちなのか」ということを考え、そこに共感することで顧客視点に立ったアイデアを発想できるという一面があります。そのため、共感能力も大切なのです。
また、せっかく自分の中で企画を思いついても、それについて承諾を得ないことには企画を実現できません。そのため、社内外におけるプレゼンテーションのスキルや、交渉力、提案力、営業力なども大切なスキルと言えます。
商品企画の仕事は、そのお仕事だけでは事業が成り立ちません。その企画を実行するべく、制作・製造・販売・流通・サービス・サポートなど、実際にお客様のもとに価値を届けるためのあらゆる仕事の人たちと連携する必要があります。
もちろん、それだけたくさんの人の仕事が関わってくると、
「Aさんに頼んだ仕事がまだ完了にならないから先に進めないよ。」
「Bさんと認識が違うんだけどな、、、」
「C工場で、人員が不足しているみたいだ。」
などなど、いろいろと計画どおりにいかないことも出てくるでしょう。そんな時に「では、こうしましょう」と調整する能力があると、企画の発案者としてリーダーシップを取っていけます。
商品開発に必要なスキルは?
商品企画と商品開発を分けて考えると、商品企画として決まったプロジェクトを、より具体的な商品として形にするのが商品開発のお仕事です。
もちろん、商品企画と商品開発は密接な関係にあるため、会社によっては同じ部署として配置されることもあります。
このように、非常に近いお仕事である(というか、一連の流れ上にある)商品企画と商品開発ですから、求められるスキルに大きな差はありません。
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商品開発でもやはり、
分析能力
共感能力
提案能力
調整能力
が求められます。
分析については、企画段階である程度詰められているわけですが、場合によっては開発段階で「こうなんじゃないか?」という仮説が生まれることがあり、商品企画担当者と商品開発担当者が熱心に話し合う必要が生まれる場合もあります。
ですので、商品開発のお仕事をする上でも、仮説を立てて考えたり、情報からニーズを分析するようなスキルは求められる局面があります。
もちろん、その時に、ご自身の意見を述べて理解してもらうだけの提案力やプレゼンテーション能力も必要でしょう。
具体的な商品を開発する上で、特に大切になるのが共感力と調整能力です。商品を開発する上で、「どこが最大のポイントなのか」「お客様はどんな気持ちで、どんな部分を期待しているのか」という徹底した顧客視点が必要になります。
そのため、お客様の気持ちや視点に共感するスキルは必須です。
また、それを具体的に開発する場合に、やはり製作や製造に関わる外部の業者や社内のチームとも連携する必要があります。業務工程などを管理し調整する能力も求められます。
商品企画は、こんな人に向いているお仕事
人の才能に形はないので、あくまで私の意見に過ぎませんが、実際にコンサルタントとしてさまざまな商品やサービスの企画に関わって思うのは、
0から何かを生み出すのが好き
既存の発想にとらわれないアイデアが好き
ワクワクするような仕事をしたい
コミュニケーションするのが得意だ
もし、もともとこういう素質を持っているのでしたら、商品企画という仕事には向いていると思います。
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先述したように、商品の企画には「新規商品の企画」と「既存商品の企画」があります。
新規商品の場合は、まさに「ニーズはあるのに他社が実現できていないものは何か」という視点で、新しい企画を考えていきます。
既存商品の場合は、新しいものを生むというよりは、改良をするということになります。ですが、その場合でも今までの発想にとらわれすぎていては、改良のためのアイデアが生まれません。
ですので、新しいことを考えたり、誰もやったことがないような取り組みをしてみたい人、そういう仕事にワクワクする人は、企画のお仕事には向いていると思います。
商品開発は、こんな人に向いているお仕事
コンサルタントとしては、企画段階のプロジェクトを見つめることもあれば、その後の開発段階を見守ることもあります。
商品開発が向いている人として、私は次のように考えます。
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もともと商品や買い物が好きな人
責任感を持って仕事がしたい人
具体的な行動を伴う仕事がしたい人
チームワークが好きな人
もし、このような素質をお持ちの場合は、商品開発のお仕事に向いているかもしれません。
商品開発は、具体的な商品をまさに作る過程に直接関係するお仕事です。
ですから、「お店で売っている商品を見ると、ワクワクする」というように、もともと「完成されて売っている状態のもの」が好きな人は、開発の仕事には適任です。
わかります。世の中に出ているあらゆる商品は、幾度となく作っては失敗し、を繰り返しながら、時に長い年月を経て、あるいは多大な努力の果てに、ようやく完成して世に出てきた商品であることに考えを及ぼしたとき、そこに感動を覚える人がいて当然です。
また、そこまで全般的に商品のことに興味がなくても、たとえば「ひたすらカップラーメンという商品が好きだ!」といったように、特定のジャンルの商品について熱狂できるのなら、その業界の商品開発で力を発揮できる可能性があります。
もちろん、一人ビジネスでも「企画が得意な人」「開発が得意な人」「両方好きな人」がいます。
たとえば、このnoteについても、「企画が好きで、開発が苦手」というのは、「テーマを考えるのは好きだけど、文章を書くのが嫌い」みたいな人です。こういう場合は、テーマや構成までを練り、コンテンツ作成は外注に依頼しても良いでしょう。
あるいは、「企画が苦手で、開発が好き」というのはnoteの活動でいえば、「テーマとか構成のアイデアは出せないけど、それが決まればゴリゴリ文章を書くのは好き」という人です。このパターンは、いくつかやり方はありますが、話題やトレンドの傾向はSNSやニュースをヒントにしても良いし、そうしたものから発掘するのも苦手な場合でも、noteの場合は投稿企画などがありますよね。
人にはそれぞれ、得意なことや挑戦してみたいことがあります。その個性を活かしてお仕事をすれば、活躍できる確率が上がるでしょう。
すべての働く人に、チャンスが訪れますように。
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株式会社フレンドマーク
五十嵐
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