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鮮魚部・渡部の「美味しいものについて、話そう」:よもぎ餅編

全国から選りすぐりの“ほんまもん”を集めたスーパーマーケット・フレンドフーズには、食にこだわりを持ち、何より美味しいものが大好きなスタッフがたくさん。

そんなスタッフの中から、北海道出身で、昨年の春からフレンドフーズに仲間入りしてくださった鮮魚部の渡部さんに、美味しいものへの愛をたっぷりと語っていただきます。

今回は春の訪れを感じる和菓子・よもぎ餅編です。

淡い緑色をした春の和菓子「よもぎ餅」

「春の和菓子」と聞いて思い浮かぶ代表格は、なんと言っても「桜餅」と「よもぎ餅」。
どちらも葉の香りと色彩から春を感じる和菓子ですが、この春、まだ「よもぎ餅」を食べていない!ということに気が付いてしまったその日。
鮮魚売り場のすぐ横に、ひっそりと慎ましく鎮座している「よもぎ餅」を発見しました。

手書き風のロゴの下には「京都産新羽二重餅 杵つき」の文字。パッケージ越しに、うっすらと白い粉をまとった淡い緑色のお餅。
中の粒あんは見えないけれど、手作り感漂うぽってりとした形に、もう…美味しい予感しかしないですーーー!!!

仕事中にそばを通るたび、横目でチェック。幸い(?)仕事終わりにまだ残っていた2パックを迷わずGETしました!

蓋を開けるとほのかによもぎの香りが漂い、「うんうん、これこれ」とニヤニヤしながら、まずはお餅の柔らかさと程よい弾力を指先で感じてから、パクッと。

お餅におけるヨモギの配合率、中の粒あんの状態、全て完璧。
特に粒あんは小豆の形を残しつつ、しかし、皮が口に残らない絶妙な炊きあがり。
程よい甘さで瑞々しく、超ワンダフォー!!な粒あんです。

「小豆はどこの?」と原材料表示を見ると、羽二重餅は京都産とありますが、小豆は「粒あん」としか書いてないというさりげなさ。なんという控えめなーーーー!!
「大国さきがけセンターさん、グッジョブ!」と心で叫んでしまいました。

ちなみに…「粒あんVSこしあん」日本人の永遠のテーマですが、つぶつぶ道明寺の「桜餅」にはこしあん、素朴な「よもぎ餅」には断然粒あん派の私です。みなさんは、いかがですかー?

ご紹介した商品

・京北・山国さきがけセンター「よもぎもち」(2個入り 税込360円)
※毎週火曜日・土曜日の入荷になります。

◆この記事を書いた人

名前:渡部 智子
部門:鮮魚部

2022年の春からフレンドフーズの鮮魚部で勤務を開始しました。生まれも育ちも北海道。20歳から45歳まで札幌で建築関係の仕事をしており、その後和菓子の道へ転職して4年目に京都へ移住。 そして、11年目の春、和菓子だけに止まることができず、たくさんの「美味しい」を提供しているフレンドフーズへと行きつきました。 美味しいものを求めるお客様にお会いできることをとても楽しみにしております。


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