【森下コラム】ファンからスタッフへ。フレンドフーズとわたし⑥
フレンドフーズのお客として通い、その後スタッフになってくれた森下さん。この連載ではそんな森下さんに、フレンドフーズについて想うことを綴っていただきます。第6回目となる今回は、コーヒーのお話です。
落ち込んだときは慰めてくれるお店を探す
先日、あまりにも素敵すぎる方にお会いして帰り道落ち込んでいました。プロの接客を目の当たりにし、さらにその合間を縫って、初めましてな"お尋ね者"の私に真摯に向き合ってくださった姿勢に、ただただ胸を打たれたのでありました。
うるうる目になりながら頭の中は「こんな惨めな私をやさしく包み込み、受け入れてくれる(昔ながらの)喫茶店は何処~。。。」と、iPhone片手にGooglemapを開くもその地には詳しくなく。残念。無念。帰ろう。
特急列車に乗ればよいものを、いじけている私は普通列車へ。ため息が止まらなーい(笑)。
抱きかかえていたかばんの中にはお土産にと買ったチョコレートドーナツが見えました。
『このドーナツに今すぐこの気持ちを慰めて欲しい!けどまだかかるなぁ。仕方ない。帰ったらコーヒーを淹れよう。そういえば! この間ディップスタイルのコーヒーを買ったなあ。あれ飲も~』この辺りからもう気分は雲間が晴れそうな勢い(笑)。単純です。
家に帰りお湯を沸かし、コーヒーを淹れてドーナツを頬張ったら、ケロッとしました。コーヒーの試飲販売に来ていた、メーカーのお兄さんの顔も浮かんでいました。喫茶店には行けなかったけど、あのお兄さんの笑顔や、このコーヒーを買った時の楽しい気持ちを思い出しました。
コロナな毎日でも喫茶店は開けてくれています。うれしいですね。けれど、私のように見知らぬ土地で落ち込み、寄り道が出来なくても、おうちに好きなコーヒーがあるとため息も足取りも軽くなりますよ。不思議な一日でした~(笑)。
▼ご紹介した商品
フィロコフィア「レギュラーコーヒーブレンド飲み比べセット」(税込 1100円)
この記事を書いた人
氏名:もりした ゆき
部門:デリカ部
高知県出身、京都歴10年目。すきなお店は、スーパーとパン屋さん。晴れ女です。
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