見出し画像

誠実さのプライオリティがここに来て急上昇

2020/01/26

40歳も越えこれまでの振り返りとこれからを考えると、誠実さというのが自分の中でキーになってきた。

「ていねいな暮らし」とかも字面から「ええ子感」が滲み出るからか、何となく縁遠く感じていたし、私なぞには似合わんだろと勝手に避けてきたけど、仕事でもプライベートに於いてもめちゃくちゃ大事にしていきたい、欲していた本質の部分だとやっと気がつけた。
遅いわ。 

ここ数日、仕事で感じたモヤモヤの原因を探って自問自答していた。

これは受け手が本当に必要としていると思ってやっていることなのか?
利益優先、こちらの都合の良いことばかりになってないか?
取引先に対してwinwinはなく、やって貰えるだろうと傲り強要している部分はないか?

…そんな状態で自分は本当に良いと思っているのか?

答えは、自分にも他者にも誠実でありたいだった。 

体制が変わってから意見を途中で遮られることが増え、諦めが先に立ち、もっと良くなるため提案しようという意欲も機会もどんどん減り、それに伴いモチベーションはめきめき下がっていった。

そもそも上申する機会自体が減り、上位から落ちた決定項を指示され作業するばかりになり、疑問を抱えたまま作業をこなす仕事は、気持ちの入らない、とてもつまらないものになった。

日頃からすぐメモして、どうすれば良くなるかとことんまで考えるのが日常だったのに、いつからか考えることを諦め、諦めざるを得なく追い込まれた状況が、アイデンティティが失われていくようで怖かった。

でもこれは放っておいて、誰かが良くしてくれるとは思えない。自分で環境を変えるか、脱出するしかない。
本当にやばいと危機感を感じられる余地があるだけまだよかったかも。

人生折り返して、これから自分が人や世にできることも限られてくるというのに、思ってもないようなことはしたくなく、本心に正直でありたいし、できる限り相手にも誠実で丁寧な対応をしたい。 

プライベートの人間関係も同じで。
耳障りの良いことを言ってくる人はいる。
そういう人は、誰にでも同じように良いっぽいことを言えるひとで、「良い感じの自分自身」にベクトルが向かっていることが多いように思う。
ノイズを排除して、自分にとって心地よい環境を整えるその人なりのスキルなんだろうけど、周りは割と振り回されてしまうんだな(そして当人はそんな自分が許されることも知っている)。

ちょっとそういう所からは遠ざかりたい。
出来れば本質の部分で同じものに感動したりしたいし。
上辺だけの付き合いは時間の無駄で面倒だし、相手にも失礼なので、ちゃんとお互い素直で心地よく居られる関係性を大切にしていきたい。ていねいに。ていねいに。

さて。不健全な環境からは早く逃げ出すぞ。
毎日心穏やかに、ワクワクする心の動きを大切に。
環境はいくらでも変えられる。
環境に引っ張られて自分が変わっていけることも知っている。 

あと、次に好みのタイプ聞かれたら「誠実な人」って答えよう。
よく考えたら、嘘つかれるのが一番嫌いなんだったわ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?