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同人誌作成のためにTATEditorを導入して原稿をpdf化した覚え書き(PC用)
Mery信者の私だが、来たるべきセルフ書籍化の際には原稿のpdf入稿が求められる。なので、ちょっと触って慣れておこうと思い、TATEditorをダウンロードした。
導入までの流れはこちらを参考にした。
文字の大きさ・フォント・背景色などの初期設定は表示>簡易設定ウィザードから変更できる。
次はルビなどの各種記法への対応。
TATEditorでありがたいのは、カクヨムなど小説投稿サイトの記法を使っての表示ができることなんだけど、「表示>マークアップ形式」から設定できる。
ちゃんとカクヨムの記法がルビ・強調に反映されてますね。
ただ、最終的にはデフォルトの記法を使うほうが便利がよさそう。
ルビ:ルビを入れる文字の後ろに《》を入力してその中にふりがなを入力する。
傍点(文字の横に点々):*(大文字のアスタリスク)で文章を囲む。
縦中横(その部分だけ横表記):_(大文字のアンダーバー)で文章を囲む。
個人的に、アウトライン用の記号はMarkdown式「#」がいいので、そこも変更……しようと思ったら、なかなか探すのに骨が折れた。
場所は表示>設定オプションを表示>Property>エディタ設定
こんな変更するのは自分だけかもしれないけど、次におなじ設定が必要になったらまた探しだす自信がないので書いておく。
その他、ちょっとしたこと
・F10キーで装飾機能のオンオフ
・F12キーで縦書き/横書きの切り替え
こちらもめっちゃ参考になります
……のはずが、アクセスできなくなってた。°(´ฅωฅ`)°。 (2021/01/14)
うっすら困りつつあるんだけど、縦式、ヘルプやマニュアルがあまり充実していない。
公式サイトのマニュアル的なものはあるんだけど……
ざっと確認するに、アプリ版しか載っていない感じ。
note内などのほかの記事でもアプリ版を取りあげているものが多く、PC版とは操作が違う(あるいは、おそらく該当の機能そのものがアプリにしかない)ので結局わからないということがけっこう多い。Meryならそんなことないのに……
いま困っているのは、挿絵をどうやって挿入するかということ。
おそらくこの「挿絵機能」がPC版で対応していないんではという気がする。メニュー画面などのスクショを見るかぎり、PC版とアプリ版でメニュー内容そのものがかなり違っている。公式のTwitter、ブログもほぼ説明はアプリ版のみ。
テキスト部分をPDFにしてから、そのPDFをいじって画像を入れる形にはできそうなので、そうするかも。(でも、それならMery+Wordでもいいような気もする)
なにかもっと手軽な方法があるのを見落としているのかもしれない。
原稿作成、このままTATEditorでいくかはわからないが、しばらく関係のブックマークやメモはこちらに残していくつもり。
TATEditor関係で読んだ記事のメモ:
おもにエディタ用のカスタマイズについて
テキストの倍率を戻してから出力する
原稿用紙換算もできる(たぶん使わないけど、質問されたことがあったので)
基本的な使いかたかな
レイアウト設定は、①フォントの種類とサイズを指定 ②「ページ設定」で「自動計算の対象:字数・行数」として用紙サイズを指定、四方の余白を入力 ③単位を「pt」に変えて行間と段間を入力 の順がわかりやすそう。行間はフォントサイズ×0.75くらいを基準に、×0.5~×1くらいで pic.twitter.com/WAA9DXM7nh
— 本を作ろう (@book_tsukuro) September 6, 2017
TATEditorで半角文字を縦中横する方法。正規表現による置換ができるエディタなので、検索ダイアログで検索フィールドに「 [\x20-\x7E]+ 」、置換フィールドに「 _$0_ 」と入れて検索、フォーカスされた箇所を確認して置換ボタン、を繰り返せば一気に行けそうですね pic.twitter.com/dsCFpoaQTr
— 本を作ろう (@book_tsukuro) September 6, 2017
追記:
この記事はもともと、去年の秋あたりに作成して下書きのままにしていたもの。記事としてまとまった情報にとぼしいので公開する予定はなかったが、TATEditorのアプリ以外の情報があまりに少なかったので、ないよりはマシかなと思って公開した。よそのサイトでエディタの紹介をした関係で、質問を受けることもあったので……
結局、原稿は縦書き小説本作成ツール『威沙』を使うことにした。詳細は次の回で。
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