ピンマイクを付けてのプレーはあまりに素晴らしかった。

昨日は雨天休工。今朝方まで名谷は雨が残っていたようで、壁が濡れています。朝から予定していた吹付工事も昼にスウェー。来週一杯雨予報がついていますので、今後も臨機応変な対応が求められます。工期的には多少余裕がありますが、このままでは貯金を吐き出しそうな勢い。天候ばかりはどうしようもないので、あとは必殺神頼みです。

休みは、家でゆっくりできるわけもなく、朝からゴルフショップ巡りをしていました。24度前後のユーティリティーを探しているのですが、欲しいと思えるものには巡り合えず。それでも、ゴルフショップは同じ系列でも値段に幅があり、眺めているだけで面白いです。店長の趣向が反映しているのでしょう。

先週、石川遼選手が優勝しましたが、ピンマイクを付けてのプレーが話題になりました。キャディさんとのやりとりを視聴者が聞けるわけです。素晴らしい試みだと思ってすべての映像をチェックしましたが、想像以上に興奮しました。トッププロの一打一打の選択はあまりに生々しく、眩暈がするほど高次元な会話でした。それに、プレー以外の雑談も時々拾ってしまうので、よほどの人格者でないと不可能だったでしょう。それを含めて、石川遼のスターたる所以を垣間見れました。

サッカーや野球でも、映像判定が当たり前になってきました。審判が絶対だった時代は終わったと言っても過言ではありません。それによって失われたドラマもあるでしょうが、個人的には大賛成です。審判の判断がより可視化されることで審判の技量も向上するでしょうし、また、そもそもスポーツにおけるジャッジについて注目されるようになることが、少なくとも健全な方向性ではないでしょうか。仮にいつか飽きてしまえば、またその度に議論し、 VRを排除したければ排除すれば良いのです。

一度決めたことをやり通す、という精神は多くの場合良い風に捉えられる傾向にあります。しかし、それは言い換えれば思考停止です。愚直に突き進む様は見ていて壮観ですが、時には、勇気ある撤退も考慮したいものです。少なくとも、組織のリーダーやそれに近い役職にある人たちには、必要なスキルでしょう。

さて、明日はゴルフです。場所は三田レークサイドカントリークラブ。10年以上振りに訪れるので、コースレイアウトも全く覚えていません。雨予報ですが、さてどうなることやら。

前日はいつも強く誓うのですが、現在試していることをやり切れるかどうか。コースに出ると、どうしても当てにいって悪い癖が出ます。せっかく、ゴルフあるあるの天候のせいにできるのですから、良い意味で結果を気にせずのびのびプレーしたいものです。