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食べれる前までの道のりを辿ってみた! ①-②

皆さん、普段食べている野菜について、
(今回は野菜について綴ります!)

皆さんの目の前に提供された時、
どのような過程を経て、
食べれる状態になっているかを
考えたことはありますか???

・・・・・・・・

私はふとした時に疑問に思ったことはありました。
ただ、その後はあまり深く考えず、
当たり前のように食し続けていた状態が、
3ヶ月前でございます、、、
(考えている方やご存知の方は流石でございます、、)

調べるのが面倒だから、手間だから、
確かにそういう気持ちがあって
深く考えなかったのかもしれません。
ただ、
あれから多くのことを知った上で今思うことは、
日常の不自然さに気づくには、
何かしらのきっかけが必要だととても感じました!
それほど不自然さが日常の中に
当たり前のように溶け込んでいると、今は思います。

話が少しずれちゃいましたが、

私は今まで、
当たり前のように食べているこの野菜が、

どのような土の環境で、
どこの国の種で、
どんな形の種で、
どのくらいの期間で発芽して、
どのくらいの期間で花が咲き、
収穫に至るのか、

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上にあげたことで知っていることが殆どなく、
知らないことばかりに気づきました。

なんとなくのイメージはつくものの、
実際に農家の方が行っている
毎日の作業が明確にはわからない、

学校の教科書で生物のことは学んだけれど、
実際に育て収穫までの経験はほぼない。。。

(やったことも調べたこともないから、
そりゃわかるわけがないんですけどね!!笑)

果たして野菜はどうやってできているのだろうか??
気になってしまったので、
ひとまず手当たり次第に調べることにしましたー!

調べていくとまず、栽培方法には複数のやり方があり、
それによって環境、行程、費用、収穫量、etc、、、、

植物のように情報の根が広く深いことがわかりました!笑

事細かな説明をするには、
とてつもなく膨大な量の文字数を、
皆さんに読んで頂くことになるので、
一旦、最低限これくらい知っておくと、
日常の不自然さに色々と気づくことができるよ!!
と私が個人的に思う内容の説明をしていきます!

あくまでも個人の知識と見解ですので、
お読みになられた方の見解と相違があった際には、
お手柔らかにご指導を頂けたら嬉しいです!

それではいきましょー!!

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1、栽培方法

栽培方法は大きく分けて3つ!!

・慣行栽培
2018年の農林水産省の資料によると、
全体の約99%が慣行栽培!!
(圧倒的なシェア率!)

・有機栽培
こちらも同年の資料によると、1%が有機栽培!

・自然栽培
自然栽培に関するデータは公式上のものを見つけることが出来ず、
有機栽培の中の0.0何%との推測

はて、どうして慣行栽培が圧倒的なシェアを占めているのだろう??

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当然この数字を見たら疑問に思っちゃいますよね!
思わない方が不思議なくらいの差!

理由を探っていくと、
ここにもぶっとい根のような深い事情が
埋まっていることが判明し、
掘り起こしていくのが非常に大変だと感じました、、、笑

順を追って掘り起こしていきましょう!


▪️慣行栽培


慣行栽培(かんこうさいばい)とは
普通一般に行われている栽培方法で、
通常生産過程において
農薬や化学肥料を使用する従来型の栽培のこと

用語解説によると上記の説明、、、
わかるようでわからない笑
そりゃ農業を知らない身な訳ですから、
普通一般とは??から始まりますよね!
なんとなくしかわからなくて当然なわけです笑

まず、慣行とは?

からいきましょう!
慣行とは、以前からの慣しとして
行われていたことを指します!
昔からずっと行われてきた栽培方法
ということですね!、、、
昔からを知らない時点で謎は深まるばかり笑

とりあえずメリット編から見てきますかね!
要点を知るために!笑

慣行栽培のメリットを上げていくと、
化成肥料を使用することによって、効率よく、
野菜(植物)を大きくし、
安定して規格規程に沿った形や色などにすることができ、
見た目を綺麗に整えるという優れ物!

このことにより、
収量を増大することができるというわけで、
多く使われているようですね!

そして、そんな野菜(植物)にとっての栄養素が
豊富だと、虫も寄ってくるんですー。
虫も美味しいものや栄養価が高いものが好きなんですよ、
人間と同じように笑
自然の摂理やバランスって本当に良く出来ております、、

野菜(植物)や食べる側の人間にとっての
害虫を駆除する為に、
殺虫剤としての農薬を撒いたり、
病気にならないように農薬を撒くことがあります!
大量な野菜を育てている場合、
まかないとやってらんないくらい虫がきて、
作業が凄まじく、進みません!!

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もう一つ、よく活用されている農薬があります!
この農薬は非常に重要です!

それは除草剤です!!

農業の中で雑草の処理というものは本当に骨が折れる作業で、
(雑草抜きを経験して痛感しました、、笑)
腰を落としてひたすら抜いていく作業。
特に植物がよく育つ(5月〜8月)、
気温が高い炎天下の中での作業は、
本当に心身を疲弊させられます。

何が大変って抜いてもまた1週間後くらいに、
ヒョコヒョコ生えてくるんですねー笑
本当に凄いですよ、
雑草の目覚ましいほどの繁殖力と生命力!
アスファルトに少しの土があるだけでも育つという逞しさ。

「雑草のような強さ」
という言葉がありますが、
身に染みてわかりますね、あれは!!笑

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そんなめちゃくちゃ強い雑草を
枯らしてくれるのが除草剤です!
散布するだけで枯れてしまうってんだから、
凄い効果ですよね!
除草剤にも色々と種類があり、
大きく分けると2種類のようです!

・全ての植物に効果がある非選択性の除草剤
・ある特定の植物にのみ効果がある選択性の除草剤

これがあると農作業の大変な部分をかなり緩和してくれます!
(とっても便利ですねー!)

なんせ農家さんの、
一経営体あたりの平均耕地面積が2.17ha
(北海道を除いて)もありますからね!!!

・・・

ヘクタールで言われても想像なんかつきませんよね。笑
私もつきませんでした笑

例えると、、、なんと!!!

サッカーコート埼玉スタジアム(105m × 68m)
3つ分の大きさです!

(埼玉スタジアム行ったことある人なら
凄まじい広さであることがわかるはず!笑)

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これもよくわからなかったら家の近くにある、
どこかのサッカーグラウンドの3倍くらいだと思ってください!笑

そんな範囲全ての雑草を刈ったり、
害虫を駆除したりなど、
その他にも色々やることがあるのですが、
その2つを手作業だけでやったら、
1日が終わって、次の作業に進まないわけなのです。
(機械であっても負担が極端に減るわけではないのが現状です。)

まだまだ細かい内容が色々とあるのですが、
ざっくりと慣行栽培のメリットと、
農業の大変さを理解して貰えたら
次の掘り起こし作業に行けます!


◆慣行栽培が多い理由

慣行栽培が多い理由には色々な説があり、
一つには絞れないようですね。。。

あくまでも私が調べ、考察した答えですので、
事実と異なる可能性はありますが、
一つの可能性として知って頂けたら幸いです!!

ことの始まりは第二次世界大戦後の
食糧危機が始まりだと言われております!

明治以降から化成肥料や農薬自体は
日本にも伝わってきていたようですが、
本格的に力を入れ始めたのは戦後からだったようです。
戦後は多くのものが不足しており、
様々な問題が発生しておりましたが、
その中でも生きる為に食糧を生産することは、
何よりも必要となり、成長も早く、
収量も多く見込め、
農業未経験の方でも取り組みやすい、
慣行栽培の農法が広がっていったようですね!

その後、
今現在でも慣しのように行われているということですねー!

先人の方の頑張りのお陰で、
食糧の危機を脱し、
安定した供給を行えるようになったことにより、
食糧の安全性に注目が置かれる時代へと変化して行き、
1999年にJAS法が改正され、
有機栽培の需要が開かれて行きました!

今日は一旦ここまでにして、
また明日有機栽培方法編へ!!笑

5月12日に種まきを始めた、枝豆と落花生です!
これから経過をお伝えしていきますので、
成長の過程を一緒に知っていきましょう!!

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知るって楽しい、この感覚をより多くの人に広めていきたいと思っています! 自分達の世界を作っていくにはより多くの人の力が必要だと感じています! 私の想いや魂に価値を感じて頂けましたら、それに見合うサポートを頂けたら大変嬉しいです! いつもありがとうございます!