「あなたに届く贈り物は?」ー通い猫アルフィーの贈り物ー

シリーズ7作目ですが、新刊が出る度に読んでいます。猫好きさんにはたまらないと思います。飼っているならなおさらうちの子はどんなことを考えているんだろう?なんて思ってしまうかもしれませんね。

舞台はイギリスのエドガーロードという町の一角です。日本では家猫が推奨されていますが、あちらはそうではないようです(ただし、去勢、不妊手術はするようですが)。

今回はまず、トミーの反抗期(だと思うな)からはじまります。母親のフランチェスカはちょっと厳しいんじゃないかなという位の対応をしますが心配からなのです。

しかし、それもトミーの兄のアレクセイとガールフレンドのコニーが計画したホームレスの施設のためのチャリティークリスマス会に参加し始めた辺りから変わってきます。それとは逆にクリスマス会を妨害しようとする謎の人物が現れて……と簡単にまとめると始まりはこんな感じです。

私は自分でいうのもなんですが、私は極端な性格で心が狭いです。

そんな私に

「許すこと」「寛容であること」

を教えてくれたのが本書です。とても、反省しました。と、同時にこれがアルフィーから私がもらったおくりものです。他人に対してだけじゃない。自分自身に対しても(←これ重要)。これが出来ないと私の心の平安は訪れない気がする。

生きとし生けるものに寛容でありたいですね。

もしよかったら手に取ってみてくださいね。

できれば最初の「通い猫アルフィーの奇跡」から読まれることをオススメします。

かなり早いですが、メリークリスマス✨


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