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参議院議員 浜田聡議員の取り組み「諸派党構想・政治版」について


このnoteのように、「なにかおかしいな?」と思ってもすぐに答えを行政に聞けないことは多くあります。というよりも、多くの場合、一個人として聞いたときに回答していただけないということを、私自身が数多く経験してきました。
そこで今回は、ある取り組みをご紹介しながら、新しい可能性について考えていきたいと思います。

国民の意見を国政の場へ届ける新しい取り組みの紹介

その取り組みとは、参議院議員の浜田聡議員(政治家女子48党)が掲げている『諸派党構想・政治版』です。
 
諸派党構想とは、公党ではない政治団体からの候補者を、公党である『諸派党』の候補者とすることで、公党以外の政治団体にも、国政選挙の得票に応じて公平に政党助成金を分配する仕組みだそうです。
 
その政治版として取り組まれているのが『諸派党構想・政治版』。具体的には、官公庁などへ意見や要望のある方が、参議院議員浜田聡事務所スタッフ等としてE mailの文面を自分で作成し、メールを送るという取り組みです。
 
私のこのnoteの活動は、少なくとも政治活動ではないので、すぐに活用ができるのかは確認しないといけませんが、大きなポイントなのが
一般の方が個人で意見等を送っても回答がもらえないことが多いのですが、国会議員の意見としてメールを送ると、基本的には回答をもらえることがほとんどなのだそうです。
そのような国会議員の権限を、多くの方々に利用してもらうために、この試みを始めたと言われています。
 
◆参議院議員浜田聡より、諸派党構想・政治版の説明

また、浜田聡参議院議員の公設秘書をされている末永さんのブログでも、実際にSNSやメールにて寄せられた第三者の意見をもとに、省庁などへ問い合わせた活用実績などを紹介しています。
 
◆末永ブログ 諸派党構想・政治版の事例

選挙以外で世の中を変える、新しい可能性の一つ

今回、筆者がこの取り組みを紹介させていただこうと考えたポイントを挙げてみたいと思います。
 
その前に、そもそも日本で普通に暮らしている方には、行政に何かをして欲しいと意見を投げた経験がほとんど無いと思います。ですので、「行政」と一言で言ってもピンとこない方が多いかなと思いますが、生活をしていると道路一つをとっても行政の管轄で整備がされています。

筆者は、このnoteでも記載をしているように、景表法や規制について課題意識を持っています。ですから、関連省庁に質問や意見を何度もお送りした経験があります。その経験から言うと、個人からの問い合わせには「全く」といっていいほど答えてもらえないのです。だからこそ、今回上記の話を聞いて国会議員からとなれば、個人や民間には答えてもらえないことに答えて貰える確率が上がるんだと率直に感じた部分があります。
シンプルに、この部分は大きなメリットだと言えますね。
 
一方で浜田議員も話されているとおり、質問内容は質問をする方が考えるので、しっかりと意図を持って質問をしなければいけません。
けれども、これは本当にデメリットでしょうか?私としては、そう思わず、民間としての政治参加という観点から言えば、答えてもらえることで質問しようと思えたり、疑問を持つきっかけになったりと、一つの経験+政治参加の一つの形としてとても良いことと考えます。
 
これまでは、選挙でしか世の中は変わらないと思っていました。しかし、『諸派党構想・政治版』の取り組みは、選挙以外の活動からでも変えられる可能性がある、と思えることの選択肢の一つになると思います。

これからの活動へ向けて

上記でも記載しました通り、著者の課題意識は、浜田議員の考えとして問題ないのか?という疑問点もありますが、一度私なりに考えていきながら、noteにおける課題意識の発信だけでなく、変化に繋がる活動にできるのではないか?と思っています。

この、諸派党構想という仕組みを活用させて頂く機会があれば、またこちらのnoteで進捗をご報告いたします。

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