Webライティング文章論①〜正しい文章を書く３つのポイント〜

この記事は5分で分かる正しい文章に向き合う３つのポイントを説明します。

正しさは、情報ソースや日本語表記、著作権への配慮などさまざまあります。

これらは、問題を防ぎ、価値ある文章に繋げることができます。

Webサイトで1桁違う表記をしたケースがありました。

拡散された結果、ユーザーからの反発を受けて注文済みの価格変更は受け入れられず、億単位の損害を出しました。

参照情報が誤っていて、古い情報を公開する場合もあります。

オススメのサービスを紹介していて、サービスが終了している場合や、ホームページが移設されていて、リンクが誤っているなど、参照情報は大切です。

他にも著作権や引用情報などを正しく書くことは、法的な問題にも影響します。

正しい日本語を利用することも大切です。

文章設計でも取り上げましたが、正しい日本語を使う習慣がないと、分かりやすい文章や読みやすい文章に取り組む以前の問題になってきます。

ポイント①情報ソース

情報ソースとは、情報の発信源のことです。

インターネットの情報は不正確だと言われますが、これは、

・誰が書いたか不明

・更新されておらず、最新とは違う

・古くなっている可能性がある

情報ソースが不明確であるため、危険な場合があります。

例えば、

学会の中で〇〇細胞に対して、日本での一連の騒動について話題に上がったと海外のサイトでリリースされました。

日本のキュレーションサイトでは、海外の学会で〇〇細胞は確かに存在すると発表されたとリリースされました。

伝言ゲームのように情報が改変されていきました。

事実として変わってしまいました。

適切な情報ソース①取材・ヒヤリング・有識者インタビュー

協力会社や導入企業へのインタビューや電話取材などのヒヤリングが良いです。

むずかしい場合もありますが、メール取材やWeb会議を行ったり、クライアントに情報提供を求める手段もあります。

適切な情報ソース②Webサイトや書籍

用語解説をするためにWebサイトを利用することがあります。

取材内容の裏付けとして書籍を利用することがあります。

この場合は、出典を明らかにして、国や自治体などの発表であるかなどが大切です。

ポイント②著作権のループを守る

著作権とは、創作物を保護する法律です。

創作物とは、文芸、学術、美術、音楽などを思想、感情を創作的に表現した無体物のことです。

著作権には手続きがなく、自動的に付与されます。

引用のルール

・公表された著作権であること

・引用であると明記されていること

・引用する側が主、引用される側が従の関係になること

・著作物の改変をしないこと

ポイント③正しい日本語を使う

正しい日本語を使うことで、読みやすい文章や分かりやすい文章の基礎を身につけることができます。

正しい日本語①文語と口語

文語と口語を区別します。

文語とは、書き言葉のことです。

口語とは、話し言葉のことです。

文語であれば、現在、口語であれば、今、

文語であれば、近年、最近、口語であれば、この頃、

文語であれば、まったく、口語であれば、ぜんぜん、

こちら、こっち、

いろいろな、いろんな、

なぜ、どうして、

などなど、ビジネス文章では文語を、Webサイトやブログ、SNSなどでは口語を選択する場合もあります。

注意点としては、

文語と口語を混ぜない。

ビジネス文章で口語を用いない。

ことが大切です。

例文としては、

当社のドキュメント保管庫には、いろんな文書が保管されています。だけど、閲覧するには許可が必要です。

↓

当社のドキュメント保管庫には、さまざまな文書が保管されています。しかし、閲覧するには許可が必要です。

正しい日本語②句読点

読点を打つタイミングは、以下のときです。

・息継ぎのタイミング

・主題が明確にする

例えば、

A社は今年度Z社が開発したアプリを販売する。

↓

A社は今年度、Z社が開発したアプリを発売する。

A社は、今年度Z社が開発したアプリを発売する。

今年度がどこに係るかが明確になります。

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