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日々挑戦し、進化し続けていくパン屋「ムッシュ ド ムスタッシュ」

取材・写真 山口百香 / 記 2019年6月17日

倉敷市黒崎に2013年9月にオープンし今年で6年目に至る、地域に根ざしたパン屋「ムッシュ ド ムスタッシュ」。今回はお店のこだわりなどについて、店主の芝 信之介(シバ シンノスケ)さんにお話を伺いました。

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思いついたアイディアは、
とにかく出してみることが大事

Q.お店のコンセプトや大切にされていることを教えてください!

大切にしていることは、私たちは、新メニューも基本とにかく出してみる、というスタイルでやっていることです。

自分の内側にこもって考え続けるよりは、私や妻が味見をして大丈夫だと思ったらお店に出してみる。その後お客さんからの反応を見て定番メニュー化を考えたり、また新しい商品を作ってみたりということを繰り返し、メニュー作りをしています。

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写真|「パン」 と大きく書かれた緑色の看板とおじさんのイラストが目印。ムッシュドムスタッシュはフランス語で「髭のおじさん」を意味しているそうです。

刺激を求めて進化し続ける

Q. どうしてパン屋を始められたのでしょうか

学生のころからスニーカーやファッションが好きで、パン屋を始める前はアパレルで働いていたのですが、34歳のときに「このままアパレルで働き続ける将来は想像できないな」と思うようになりました。

それで新しいことに挑戦してみようかとなったとき、毎週通っていた大好きなパン工房を思い出しました。

「手に職をつけたい」「あの美味しさを自分の手で作ってみたい」という思いから、アパレルの会社をやめて、そのパン工房で働き始め、生地づくりから焼きの作業まで一通り働きながら勉強し、パン作りの知識や経験を積み、独立しました。

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Q. 実際にお店を始めてみて心境の変化はありましたか

自分にとって好きなことをやっているので、お店を始めて良かったなと思っています。

妻やスタッフと一緒に新商品を考えたり、イベント関係の方や地域の教育関係の方からイベント出店へのお声がけをいただけるようになり、出来ることが増えることでさらにやりがいを感じるようになりました。

Q. ありがとうございます!最後に、芝さんにとっての人生の刺激とはなんでしょうか

日常で触れるすべてが「刺激」ですね。

例えば、新しいお客様が来てくださったときや、業者の方がパンに使う粉やクリームなどの新しい材料の紹介をしてくださったり、パン工房で一緒に働いていたスタッフとの会合も「刺激」になります。

日々挑戦し、進化し続けていきたいという思いがあるからこそ、「刺激」を求めてこのお店を始めた、という部分もありますね。

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写真|定番メニューと季節限定の商品合わせて毎日40種類以上のパンが作られています。ディスプレイにあるバルーンの飾りは季節ごとに変えているそうです。

おすすめメニュー

ムッシュ ド ムスタッシュのオススメである「メープルラウンド」は定番のメープル味のほかに、月限定の味もあります。ムッシュドムスタッシュのロゴが入ったメープルラウンド用オリジナルボックスでお土産にすることもできます。
しっとりふわふわした食感とほどよい甘さについ夢中になってしまいます!

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イベント出店のご相談も受け付けています!
ムッシュ ド ムスタッシュでは、幼稚園や小学校のバザー、イベント出店なども随時受け付けております。お気軽にご相談ください!
(取材・写真 山口百香)

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ムッシュ ド ムスタッシュ
〒710-0014 岡山県倉敷市黒崎607-1
tel/fax:086-489-2006
営業時間:7~17時
定休日:毎週月曜日、日曜日
Instagram:pannokanban0904

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