コンサルタントのクライアント=船〜大手、中小、個人向けの違い〜
マーケティングコンサルタントの成島です。@freeowner171
前回の記事ではコンサルタントについての話をしました。
すると、読者さんからこんな質問が届きました。
ご質問ありがとうございます。
うん、気になりますよね。
僕も大学生の頃は大手企業を対象にするコンサルタントを目指していましたが、いまは1人起業家やフリーランス、副業家へのコンサルティングが中心です。
だから、この疑問には共感しますしお答えできます。
答え方としては、コンサルティングをする相手、つまりクライアントの規模を船に例えるとわかりやすいと思います。
大手企業がクライアント=大型フェリー
つまり、こういうことになります。大手企業のコンサルタントは大型フェリーについてアドバイスするということ。
戦略コンサルタントならそもそものフェリーのあり方、目的地へ誰がどういう方法で誰を連れて行くのか。こういう根幹になる戦略を組み立てるのが仕事になります。
業務コンサルタントなら、適切な顧客誘導やサービス提供の業務フローの効率化・最適化の提案が仕事になるでしょう。
人事コンサルタントならどんな人を何人どこに配置するのかを考えて提案する。
こんなイメージです。
いずれにしても、大型フェリーは船長ひとりでは何も実務はできないですし、役割が細かく多様な人にわかれています。
そして、コンサルタントが担当する領域も大型フェリーに関することの一部です。
中小企業がクライアント=小型船
(たとえば船井総研などをはじめとする)中小企業のコンサルタントは、小型船についてアドバイスすることになります。
小型船の場合、船長=運転手であるケースがほとんど。
なので、ビジネスにおいては社長に直接アドバイスをすることが多くなります。
大手企業と比較して社長に直接コンサルできるのは大きなやりがいであり、楽しいポイントだと個人的には感じます。
また、アドバイスする内容も船の進行方向やコース選定、スピードの出し方など船の運行そのものになることが多い。
つまり、ビジネスでいえば、売上アップと資金調達、マーケティングとファイナンスというビジネスのコアに対するアドバイスが多くなります。
なので、マーケティングコンサルタントや財務コンサルタントは中小企業向けが多い気がします。
(大手企業の財務になると、コンサルではなく金融機関が直接担当するケースが多いと思います)
あるいは、社員教育などのトレーニングもけっこうありますね。
個人がクライアント=手漕ぎボート
最後に、ネットビジネス業界、コンテンツビジネス業界、コーチ・コンサル業界に多い個人向けのコンサルタントは、手漕ぎボートについてアドバイスする感じになります。
相手は1人なので、相手のビジネスそのものだったり、ときには人生全般に対してもアドバイスしていきます。
(ネットビジネスプレイヤーあがりのコンサルタントだと特定ノウハウを教えるティーチングしかできないことも多いので、それは注意)
ボードだとしたら、どこへどういうルートで行くのかという戦略はもちろん、オールの漕ぎ方だったり、オールを力強く漕ぐためのトレーニングまで提供したり、そもそもの実務やその実務を上手くやるためのトレーニングまで行い、そのボートを漕ぐ様子を直接見てフィードバックもしていきます。
ボートの家庭教師として一緒になって実践し、手取り足取り教えていくイメージです。
自分のアドバイスが直接的な形となって目の前にあらわれて変化していくのでやりがいはとても大きいです。
ちなみに、このやりがいの大きさやクライアントに与えるインパクトの大きさに魅力を感じて、大手企業コンサルタントや中小企業コンサルタントが個人向けのセミナーや講座を始めるケースは多いです。
僕はそういう案件をいくつもやって、裏でプロデュースしてきました。
ということで、今回はご質問にお答えするためにコンサルのクライアントの規模を船に例えて解説してみました。
イメージはわきましたでしょうか?
コンサルティングはとても楽しくやりがいもあるし、なんと言っても高収入を稼げる仕事です。
コンサルタントになりたいって場合はぜひお声がけください。
成島は個人向けコンサルタントを育成するトレーニングも行っています。
それではまた。
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