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やりたいことがゴチャゴチャしている話

こんにちは、柚子です。
今のところ4年後に公務員を辞める意思は変わっていません。

そんな私ですが、公務員となって今年で12年目となりました。
趣味や勉強をこのくらい長く継続したことがないので、12年という数字をとても長く見えてきます。

これが定年(将来的には75歳定年)まで働くとなると、あと44年もあるんですよね。長いですね・・・。

1日24時間をみなさんはどう過ごしていますか?
私の平日のタイムスケジュールはこんな感じです。

6時 起床(子どもも一緒に起きてしまうので抱っこしながら朝食用意)
7時 朝食・保育園準備・自分の準備(化粧・弁当)
8時 登園・出勤
9時~17時半 仕事
18時 お迎え・帰宅
19時 夕飯・お風呂・・・と粛々と進める
23時 就寝

こうしてみると、一日の大半を仕事と睡眠が占めているのが分かります。
・仕事(通勤時間含めて)→10時間弱。
・睡眠→7時間

やりたいことが多すぎる

ワーママになって、今まで自分がどれくらい時間を無駄にしながら独身時代を過ごしてきたのかつくづく後悔しました。

私自身、やりたいことが次から次へと出てくる性格?タイプ?です。
何か作業をしているときに、他に興味の惹かれることが出てくると飛びついていってしまいます。

今まで興味が惹かれたもの一覧

  • 宅建の勉強

  • 簿記1級の勉強

  • ブログを作ってみる

  • プログラミングを勉強してみる

  • イラストの勉強をしてみる

  • 小説を書いてみる

  • 読書

  • 不動産投資の勉強

  • FPの勉強

  • ヨガ

  • さまざまな資格取得 などなど

私が興味を持つことの多くは資格取得などの勉強です。
勉強した証として資格を持つことが私の中で自信に繋がっていたからです。

とはいえ、資格試験は年に数回がほとんどで悠長な時間はないことがほとんどです。ワーママしながら、興味のあることをやっていくには、1年に1つペースか1年半に1つペースで進めていくしか無いような気がします。

私の性分的には、1つだけを続けるのが本当に苦手なんですよね。
ゆっくり時間があるときに、と思うと家事育児に追われて忘れてしまうんです。

育休のころ、自動車運転のためにペーパードライバー講習を受けようと思っていた時期がありました。実際には育児が思っていたよりも大変で、「いいなあ。いつか運転できるといいな」と思ったまま育休を明けました。
職場に、育休中にペーパーを卒業した同僚がいて、「なんでこの子にはできて、私には出来ないんだろう・・・私ってダメなのかな」と落ち込みました。

私と同僚では背景が違うんですよね。
私の夫は別業種で不規則勤務かつ当時大学院生で日中はほぼ不在。子どもは夜泣きが酷くて、私は常に寝不足(ワーママは誰しも通る道ですが)
同僚の場合は、夫も同じ職場、夜泣きは酷くなかったそうです。

常に時間がない焦り

育児家事に追われていると「時間が足りない!」とよく分からない焦りに駆られてしまいます。

この解決には何が最適なのか私自身まだ見出せていません。

子どものいる家庭だと自分軸で生きることが難しい

夫婦二人の頃は、夫の帰りが遅くなろうと早かろうと、全く気にしないで生活していました。

当然ですが夫も成人した社会人なのだから、寝坊も遅刻も自己責任で放置していました。私は帰り道にウインドウショッピングをしたり、映画を見てきたり、カフェに寄ったり、夕飯をさっと済ませて勉強したりと自由時間を満喫していました。

出産後は自分のことよりも子どものことを優先的に私は考えるようになっていました。当たり前といったら当たり前なのかも知れないけど。

「やりたいことをやれる」状態って心に余裕があるからだと思うし、
心の余裕があるから、やれるって感じがするんですよね。

私自身、ジェンダーバイアスにかかっている

私が育休中、夫は仕事後に大学院に通って勉強をしていました。
夫婦で話し合って決めたことなので、私自身は「もう少し育児家事を手伝ってくれるのかと思っていた」と後悔はありますが、大学院での勉強には前向きでした。

夫がスキルアップすることで給料や生活環境が上がるなら良いじゃんって思っていました。だから育児家事は私に任せて!私、育休中だし!働いてないし!って思ってました。

無意識の中で、男は仕事、女は家事というイメージがあったから、夫のスキルアップ・キャリアアップを応援しようっとしていたのです。

育休明けでワーママになってからは、徐々にそのイメージが「ん?」と違和感を持つようになりました。私は育児・家事・仕事と三足の草鞋を履きながら自分のやりたいことをする時間もなく一日を過ごしている。

私だけが育児家事の負担が多すぎないか?という疑問が余裕がないからイライラに変わり、夫婦喧嘩が多くなりました(現在は少しずつ改善)

やりたいことが多すぎるのは悪いこと?

これまで私は、空手・弓道・中国語・囲碁・将棋・手話・ペン字などに興味を持っていました。

空手は幼い頃から習い事をしていたこともあり10年くらい継続していました。それ以外は長くて2年くらい。
次から次に興味のあることが出てくるとそっちに飛び乗ってしまうのと、徐々に飽きっぽくなってしまうことが原因だと思います。

現実に持続可能かを分かっていない

私は新しく何かを始めるとき、具体的に考えず見切り発車をしてしまうことが多々あります。

例えばヨガ。
今は週1で通っていますが、本当は土日の週2で通いたいと思っています。
ヨガに通っている時間、子どもを夫に任せるためには夫の予定が分からないと調整できません。なのに夫の予定は一週間前にならないと分からない。
なので夫を頼れない時はシッターさんを利用するのかどうか。支払いは生活費を圧迫するのかどうか。
ここまで考えてからヨガに通うことを決めました。

ですが独身時代はそんなことも考えず、
「きっと土日にできるだろう」
「きっとどうにかできるだろう」

大人のみなさんなら分かるはず。
その「きっと」はやって来ない。
「きっと」と思っている時点で、やろうとしていないのだから。

何を得て、何を犠牲にするか

「鋼の錬金術師」のアニメ冒頭でアルが言ってますよね。

人は何かの犠牲なしに何も得ることは出来ない。 何かを得るためには、同等の代価が必要となる。 それが、錬金術における等価交換の原則だ。 その頃僕らは、それが世界の真実だと信じていた

アルフォンス・エルリック

犠牲というと少し違うと思うかもしれませんが、家事・育児・仕事にあてる時間を手放し、ヨガや勉強などの好きな時間を得ることができたら?そのためには時間から時間を作ることはできないので、同等の時間を得るためにお金という代償が必要になってくるのだと私は考えます。

誰かに頼む ⇒ 家事代行・シッター代
時短家電を買う ⇒ 家電代
仕事を減らす・やめる ⇒ 収入減

現実問題、子育て中で自分の時間が欲しいからと言って仕事を辞めてしまうのは、生活費の心配が出てくるので、家事/育児の配分を検討することになるのではないでしょうか。

私の住んでいる自治体では、子育て世帯には応援券が配布されます。私は応援券を病児保育代やシッター代に当てています。シッター代の負担が軽くなることで、子育てを適度に楽しむ余裕が生まれました。

自分の最適解

と言いつつ、先に述べたとおり私自身まだ最適解を見出せていません。
現状は刻々と変わっていきます。
子どもが甘えベタになってしまった、激務部署に異動になってしまった、転居した、などなど個人や生活環境によって最適解は変わります。

「自分がどうなりたいか」
こういう質問、私は苦手でした。だけど、自分の時間の使い方を見直すには、自分自身に問題提起していくことが重要です。
でないと、今目の前のこと(本当は重要でもないこと)に時間を取られる可能性があるからです。

最近は自分自身のことを意識して考えるようにしています。
そのおかげか、漠然とモヤモヤしていたことが、解決策を具体的に考えるように変わってきました。

自分なりのペースで人生を楽しんでいきたいですね。

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