人生を豊かにする師匠、メンターの選び方
不思議なもので、
私の人生の中には常に師匠、メンターのような存在が居て
どんなに両親が頼りない状態だったとしても
そういった人たちが後ろ支えしてくれていました。
もちろん、今も。
そういった”目上の人”には
ものすんごく恵まれてきたなぁ～と思うのですが
長く付き合う中での共通点が3つあるんですね。
①どんな立場でも意見を求めてくる
これね、最初は本当に慣れなかった（笑）
まだ右も左も分からない状態、ぴよぴよな私に対して
あなたはどう思うの？
あなたの意見を聞かせてよ
って、いつもいつも聞いてくるんですよ。
それはもちろん、私を鍛える為でもあると思うけど
よく恩師が言っていたのは
私には、面と向かって指摘してくれる人がほとんどいない
どんな反対意見でも、それを向けてくれる人がいるのは
私にとってすごくありがたいことなのよ
って。
確かに、その道のプロでキャリアを積んでいるからこそ、
そんな人にわざわざ歯向かってくる人なんて居ないんですよね。
でも、それが寂しいのだと。
”先生”という立場にいると
どうしても自分が偉い、すごいと錯覚してしまうから怖い、
私が調子に乗らないように、釘刺してちょうだい！って（笑）
年を重ね、キャリアも実績も重ねているのに、
私ぐらい若い世代の声、意見に対して素直に耳を傾けられるのは
本当に凄いなぁってもう10年は思い続けている。
本当に自分が身を寄せ、細く長くでも付き合っていく師匠は
しっかりとあなたの気持ち、意見を聞いてくれるよ。
あなたの話を最後までちゃんと聞かないままに
「それは辞めておいた方がいい」とか
「あなたにそれは合ってない」とか
「こうしないと、あなた乗り遅れるわよ！」とか
よく分からん主義主張を通してくる人がいるのなら
それは、さっさと離れよう。マジで。
SNSを通した付き合いだけだと感覚が狂いそうになるけど
そこは自分の理性で慎重に判断したほうがいい。
②失敗すると分かっている選択でも尊重する
これは出来る人がものすごく少ないな～って思うんだけど、
私がそれをやって上手く行かなさそうなのは
目に見えているにも関わらず
止めずに、失敗するのを見守ってくれた
というのも、すごく大きな財産でしたね。
師匠やメンターという存在に対しては
そりゃあやっぱり意見を聞きたくもなるだろうし
「あなたは大丈夫よ、それでいい」って言って欲しくなる。
それに、
自分のことをすごーーくよく見てくれてるから
何に適性があるか、何が得意で何が苦手か、だなんて
最初っからお見通しなわけですよ（笑）
私がどう頑張って隠しても、無駄な労力というか…ｗ
だけど、
「こうやってみる！」って言ってから
ピシャリと反対されたことは本当に一度も無くて。
きっと色々言いたいことをグっと抑えて
私が自力で気付くのを待ってくれていたのだと思うんですね。
私もついついやりがちなんだけど、
自分が知っていることはどんどん与えたくなっちゃうし
先回りしてヒントを教えたくもなるんだけど
それは伝える側のエゴに過ぎないんだなぁと。
経験したからこそ分かることって沢山あるし
特に私は、自分が身をもって感じないと納得しない頑固さが
すごく強くあるから…
それを鑑みて、見守ってくれるんだろうなと思うと
本当に頭が上がりません～って感じです。
「それは辞めとけ！」って言ってくれる人も大事だけど
辞めておいたほうがいいと重々分かった上で
自分で体験しておいで、と送り出せる器の大きさがある人こそ
本当の師匠、メンターと呼べる人だなと。
③自分を超えることを許す
これが最難関かもしれない。
めちゃめちゃ難しいです、私はぜんっぜんできない（笑）
その師匠、メンターが持っている
知識、経験、全てを惜しみなく与えてくれた上で
私のやってきたこと、どんどん超えていってね
と言ってくれる、懐の大きさよ。
そう言ってくれたのは今まで女性、男性1人ずつ居るけど
本当にすごいなって感動したのをよく覚えている。
だって、そう言える人ほど
現在進行形でめちゃくちゃ勉強して腕を磨いているのだから
超えられるはずがないのよ！（笑）
あとは、そういう人の目線ってもう
自分の地位や収入、いかに華々しく目立つかみたいなところは
あまり興味がない感じがしていて
（インフルエンサーとは真逆な感じ…）
この知恵、この経験が広がることで
もっと社会、世界が良くなったらいい
って本気で思っているんだな…って感じるのです。
自分の幸せと、社会への貢献がイコールになっていて
そこにねじれがない清々しさというか。
そういう人に出会えたら、意地でも離しちゃアカン！本当に！（笑）
大切にしたほうがいい、存分に学ばせてもらうといい。
というわけで、私が思う3選でした。
人生を変えるのって絶対的に「出会い」だからね
大事にしていきたいものです。本当に。
…と色々書いたけど、極論言ってしまえば
自分のレベルと同じレベルじゃないと、まず出会えるはずがない。
出会えていたとしても、気付くことができないし
相手を上に見て、自分を下に置けば、学びを勝手に狭めてしまう。
なので、まずは自分をよく見て、自分を成長ささ続けるのみなんだな。
レベルというのは高ければすごい、エライと言う話じゃなく
単にチャンネル、周波数の違いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？