見出し画像

失敗は成功の、歩み。

こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、「現地に足を運び、自らの目で見る。」というお話をしました。その続きです。

さて、時を少し戻してみます。

チーム組成の途中僕は失敗をしました。チームをうまく鼓舞できませんでした。その日は唐突に訪れました。僕の所属チームは5人チームで、いつも企画MTGを行っていました。議題は毎回異なります。議論を重ねる企画もあれば、単発の情報共有の会もあります。僕はある日の企画MTGのためにチームメンバーに宿題をお願いしました。「今回のfADでお呼びしたい人たちはどんな人たちで、どんなココロの動きをするのか考えようという」お題です。ここで問題になるのはその共有の仕方でした。ワークプレイスというメタ社のグループツールに、「ポン」と軽く投稿をする形で共有してしまったのです。

freeeではワークプレイスを利用していて、基本非同期でグループに仕事を入れます。そうすると、たとえ一人がクライアント対応していてももう一人がフォローできるというわけです。自分はそれまでの仕事の仕方がメール文化だったので面食らいました。そして、自分より10も年下の方たちがそれを普通に利用していることにおののきました。

「これ、やばいぞ…」

つまり彼彼女らにとっては非同期に進行するのが当たり前ということで、自分の育った文化とは違う…。自分は「持ち帰ります」「ここからは上司にはい、聴いて、でもここまでなら僕で大丈夫です」「はい、はい、すぐに対応します」こんな感じで、電話もふんだんに活用して育ちました。しかし新しい文化は通常の3倍のスピードの体感速度です。これは正直差がつくと思いました。

この文化に慣れようと何とか頑張り、議事録をリアルタイムで取るなどを経験して、3か月してようやく慣れてきました、たぶんFacebookをやっていたのが良かったんだと思います。ワークプレイスはFacebookのグループの運用感覚に似ていました。そんな中でfADのプロジェクトがスタート。僕は早速グループを作りました。グループ名はfreee Advisor Day2023 team 1000です。ラストはサウザンドと読みます。

そしてこのグループにパートナー代理店も招待しました。これが、一苦労です。本来freeeの人間しか入らない場所に、外部の人をいれるとなると、自分たちのセキュリティクリアはもとより代理店チーム側の環境も整えないとなりません。案の定、先方から「招待メールが受信されません」との返答があり、どうやら先方のセキュリティに引っかかっているとのこと。「では、別途会社以外の他メールでアカウントを作りましょう」と提案しましたら、代理店チーム5名全員他アカウントを作ってくれて、無事にジョインすることができました。柔軟性に感謝した瞬間でした。

さて環境が整うとこの「グループ」で仕事が進みます。昼夜もなく、空いている時にグループに話を投げる、非同期の極み、その方が「お互い助かる」そう思いました。でもそれが良くなかった。自分は一人よがり過ぎました。
いろいろな企画や思いついたことを、都度投稿しました。そこには背景の説明や、行間を補う一文、受け手への配慮が足りなかった。気づけば僕の投稿は誰もいいね!やコメントをつけない「bot化」していました。仕事は一人でやっているモノじゃないと痛感した瞬間でした。人は見た目が9割とよく言いますが、コミュニケーションは伝え方が9割なのではないかと思いました。

さて、ようやく冒頭の「失敗」に話が戻りますが、「ポン」と宿題を投稿した状況の中で、その宿題を認知していなかったメンバーから「今回の会議で貢献できている気がしない」と言葉をもらいました。端的に言えば会議進行が悪かったというわけです(この会議の意図や背景をきちんと周知しきれていない)。自分の一方的な投げかけで、相手の時間を不当に奪ってしまったと気づきました。

これが失敗とそこから得た学びです。同じ轍は踏まず、1,000人の税理士さんを集める事、会計事務所の方々に来場いただくこと。そして満足いただくこと。それをチームでやり切ることに集中していきます。

さあ、一歩ずつ。どうもありがとうございます!

To be continued…
【早期登録抽選特典を実施中!】freee Advisor Day2023サイトはこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?