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アウトプット志向でいきましょう。

こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、「ビジネスとコミュニケーションの間」というお話をしました。その続きです。

トークライブの構想ができたので、次の仕掛けを考えることにしました。ポイントにしたのは、一方通行の場にしないことです。インプット偏重にしないこと。一方的に情報のシャワーを浴びるだけだと極論を言えば、オンライン視聴で事足ります。せっかく、会場に足を運んでもらうのであれば、その熱狂を感じて欲しいし、飛び火して着火して欲しい。そこで、インプットとアウトプットをセットで体験してもらいたいと思いました。それを「共有」してもらう。アウトプットを人に共有することで、自らの定着につながる。もちろん、「共有」は僕らfreee側にとっても情報拡散の面でメリットが大きく、ぜひともお願いをしたいことです。つまり、インプットとアウトプットと共有という3つの要素があり、ここでも3が重要な数字になりますが、この3つのファクターをぐるぐると回していく仕組みを作ることが、コンテンツ体験のカスタマージャーニーとして有益と考えました。この有益さは来場者にとってもfreeeにとってもという意味においてです。

ここまで設計をしてから、今度は具体的なアウトプットパートを考えました。インプットしたものをアウトプットするとなると、そのトークライブのテーマに紐づいたものになります。すると、そっちのテーマを先に決めなければならない!でも決めるにはまだまだ時間がかかる…。暫定的にトークライブの登壇者を選定しようとは考えていたけれど、うーん。と悩みまして、とにかくアウトプットのコンテンツを考えてみようとキーボードをカタカタと打ち出しました。今現在(4月20日)であれば、チャットGPTを壁打ち相手としてアイディアを考えたりもできるのですが、当時は脳内ブレストですね、ボケとツッコミよろしく、一人で「こんなことを考えてみたんだけど、どうかな?」「え?マジで、それ何のためにあるの?」というような会話を繰り広げます。

さて、そこで生まれたアイディア、一つ目は「Space仕訳タイムアタック!」です。宇宙中小企業の原価・経費項目をテーマにしてどれだけ早く仕訳ができるかに挑戦していただく。さながらトランプの「スピード」というゲームのように、山から一枚めくって現れた「雑費」「固定資産」「消耗品」「通信費」などの「項目カード」に自分の「支出カード」を重ねます。宇宙服や宇宙食なら「消耗品」の上に、宇宙船なら「固定資産」にといった具合です。会計イベントで、「仕分け」がコンテンツ化されている。その隣では「freee会計による自動仕分け」の実例も見れる。身をもって体験できる人力と自動の仕分けの世界。いかがでしょう!?うーん、税理士さんのスピード挑戦は個人的に見たい。

業界に馴染みが無いと難しそうです。

二つ目は「ホワイトSORABAN」です。そろばんではなくソラバン。宇宙をソラと読みます。ちょっとガンダムの世界っぽいじゃないですか、別にその世界にしないといけないわけじゃないんですが、浪漫です、ロマン。イグニッションから宇宙をテーマにしたいなと思っていたので、宇宙飛行士の体験を税理士に置き換えたら何かできないか?という思いから作ったアイディアです。宇宙飛行士は選抜試験の時に俗称ミルクピースと呼ばれる、絵柄のない真っ白なパズルを組み立てます。形だけではめていくのはとても集中力と根気のいる作業です。そこでパズルをそろばんに置き換えてやってみたら面白いのでは?という発想で考えました。

プラモデルを作る感覚ですかね。

ネットをたたけば、なるほど「自分作るそろばんキット」なるものも売っているではありませんか。いける!これは、面白い!そう思いました。でも少し冷静になるとわかるのですが、会計イベントで「そろばん」作っても何の役にも立たないんですよね。100歩譲って、いや譲られても…と思うかもしれませんが、例えば、ホワイトそろばんを来場者お土産として、そろばんフレームロゴマークだけは入ってて、何だろう、「会計の歴史を一緒にはじきませんか」というメッセージを添えていたら成立しやしないだろうか。めちゃくちゃこじつけですが、そんなことを考えました。まあ、こういう時は冷静になって振り返ると、頭のなかのツッコミくんが的確なダメ出しをくれることが多いのですが、そうやって、税理士さんという職業に向き合ってあれこれ考えることがとても楽しい時間でありました。

To be continued...
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