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ビジネスとコミュニケーションの間。

こんにちはfreee Advisor Day2023(以降fAD)プロデューサーのREISHOです。前回、「会計事務所をめぐる三位一体が大切」というお話をしました。その続きです。

認定アドバイザー、顧問先、freeer(freeeで働いている人々)。これらのプレイヤーが主役として交わりあうことで大きな推進力が生まれる。そこでイグニッションされる。ギアとギアがかみ合い、潤滑油が挿されて、黄金の回転が弾みをつけて拡大していく。そんな場にfADはなるべきだ。自分は軸をここに置きました。

軸をそこにおいてから、道を両端に伸ばしました。過去と未来へです。過去の道は「取り組んだ事」「やり切れていないこと」「成功体験」「伝えきれていないこと」を各ステークホルダー毎に設定しました。未来への道には、「これから取り組むこと」「価値提供を加速させること/事務所の人材課題を解決すること」「顧問先と良い関係を作ること「伝わる努力をすること」を設定しました。この二つのバランスが取れた状態で、コンテンツ化しようと考えたのです。

本来だったら、こんな理想がある、こうなりたい、ここだけは続けていくと、本イベントは未来へのポジティブな主張や体験のみで彩られているべきかもしれません。でも「振り返り」にこそ、起爆剤は染み込んでいる。自分たちがやってきた足跡は必ず前に進む力になる、そう思えました。ほら足場が固まっている方が、高いジャンプができるものです。そのため、コンテンツとしてはこのテーマを半々に配分したいと思いました。

そして、忘れてはならないことが一つ。このタイミングでは4つ目のステークホルダーを加えました。それは会計事務所職員さんです。彼彼女たちは、税の専門家ではないながらも、積み重ねてきた経験と、培われた知識を武器に日々を生き抜いている。その人たちのドラマを抜きにして、fADを作ることはできない。3+1が生み出すパワーが、それぞれに飛び火し、オーディエンスを湧きあがらせるんだと。

具体的なコンテンツとしては、クロストークがオーディエンスの役に立つと考えました。その種類は3つ。続いては「認定アドバイザー×顧問先トークライブ」聴いてください「はじめの一歩」的な感じで、顧問先側に変革が生まれた初めの一歩について語ってもらう番組です。今までのやり方を変えたくない社員の方々が経営者のトップダウンの支持に反発、そこから業務が進まなくなり…。そんな時、認定アドバイザーのあの一言と用意した〇〇が!イケる、見えた!トークライブ1号。

トークライブ2号は、もういうなればシントークライブ、流行にのってシントークライブ、2回言ってしまいました。これは「所長」×「職員」のお話、やはりこれでしょう。90%以上が10人以下の事務所と言われている会計事務所において、所長と職員の関係性ほど、センシティブなネタは無いのではと思うのです。

僕の友人の税理士さんは自分を入れて4人の税理士事務所を経営しているんですが、そうなると「職員さんとはおそらくずいぶんと仲がいいんでしょうねえ」と何気なく尋ねたんです。そうしたら間髪入れず「ビジネスライクに付き合っていますよ」とのお答え。「なぜです?」と切り返したら「自分が元居た会計事務所で所長がかなり距離を詰めてくる人だったんです、それで自分はちょっと引いてしまって…そんな思いを独立してから自分の職員には味あわせたくないなと思い、今のスタイルにしています」と理路整然と伝えていただきました。なるほど、そういった考え方もあるのかと思いました。

所長さんと言ってもひとくくりではなく、様々なバックボーンがあれば、それぞれの信念や主張がある。そこを尊重できるか、これはfreeeとしても大きなポイントだと思いました。なので、聴きたい。所長と職員さんのホンネトークを出すことで、良い関係性を見出して、自分もあんな関係値を築きたいとオーディエンスが思えば価値提供していることになります。そして最後は、認定アドバイザー×freeerのトークライブです。freeeの習熟プログラムを終えてというような内容が良いかなと、二人三脚で進んだ軌跡があれば最高だなと。

オーディエンスに火が付くようなコンテンツは、この3者+1の掛け算で作っていく、そんなことを考えました。

To be continued…
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