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【自由大学講義紹介】場の主催学|5月11日(木)開講

変化を生き抜く「緩やかなつながり」

人生100年時代を唱えた『ライフシフト』では、多様な人との緩やかなつながりが、キャリアのシフトを後押しするとしています。実際、様々なコミュニティを通じたご縁から、プロボノや複業など自分のシゴトをつくり出した人も少なくありません。
ビジネスにおいても、経営トップがコミュニティ・マーケティングのような、ユーザーとの継続的なつながりを戦略の柱とするなど、仕事においてもコミュニティの知見が求められる場面が増えています。
つながりをつくるスキルは「20年で今の仕事の半分がなくなる」変化の時代を生き抜くカギとなります。


人が集まるイベントの方法論を、実践して体得

つながりづくりに有効なのが「場を主催する」こと。
主催者は、何を誰とやるか自分で決められます。自分のためにも参加者のためにもなる場をデザインすれば、新しい仲間ができ、感謝もされながらご縁が広がります。
「場の主催学」では、誰もがコミュニティづくりの一歩をふみ出せるよう、最もハードルが高いが、得るものも大きい「最初のイベント」を一緒に試行します。
教授は、ソニーやサムスンでの事業開発を経て、16年以上複数コミュニティの運営に携わり、1,000以上のイベントやセミナーを形にしてきた場づくりの実践家。
エンジニア出身イベントディレクターのキュレーターと共に、誰でもできるように方法論化した実践知を、ワークやディスカッションも交え、分かりやすく伝えます。
受講生3〜4人でチームを組み、全5回の講義を通して試行イベントを企画・準備。最終日は各チームの企画を実施することで、学んだ知見を「できること」にします。

毎回満員。人が集まるイベントへ成長させるには、小さく試す

腰が重くなりがちな最初の一歩ふみ出すコツは「小さく試す」こと。
対象を絞り、最小限のコンテンツで、一人で回せるくらいシンプルな運営にすれば、手早く気軽に始められます。無理に人数を集める必要がなければ、集客の心配もなくなります。試しにやってみれば、参加者のニーズや自分のやりたいことも明確になり、次につながります。
テーマは自分の興味があることでOK。好きなことを、気の合う人と気軽にやることが、長く続けるコツです。継続は力なりで、改善を重ねればどんどん運営がラクになり、人が人を呼び、手伝う仲間も増えて、自ずと勢いがでてきます。
いま満席が続くイベントや活発なコミュニティも、はじめは小さな試行を重ねて、そこに至っているのです。

皆でつくる、学びのコミュニティ

「場の主催学」は受講生が共につくる学びの場です。
チームで企画をつくるので初心者でも学びを得られますし、対話やワークも多いので経験者の問いにもお答えします。異なるバックグラウンドの人々が共に学ぶことで、互いから気づきを得られます。
文化祭のように皆で楽しみながら企画をつくり上げるプロセスを通して、クラスがコミュニティとなるさまも体感できるでしょう。

キャリアや人生の幅を広げる一歩をふみ出そう

講義を通じて一歩ふみ出した後は、自分の場づくりのスタートです。
同じゴールに向け、同じことを共に学んだ修了生のコミュニティも活用できます。実践を発信すれば自身の張り合いになるだけでなく、互いの刺激にもなります。壁打ちやコラボの相手を探してもいいでしょう。仲間が自走の支えとなります。
教授もキュレーターも、皆さんがコミュニティをつくり、キャリアや人生の幅を広げるあと押しをしたいと考えています。ぜひご一緒しましょう!

<高橋教授からのメッセージ>

16年前、行きつけの寿司屋でたまたま隣り合わせた人と意気投合してご近所会を始め、ご縁の連鎖から面白がるままに次々と企画を形にしていたら、思いがけず独立して「学びづくり・場づくり」という”天職”にもたどり着きました。
そんな機会をもたらしてくれた「コミュニティ」を誰もがつくれるようにしたいと立ち上げたのが、この講義です。
何か形にしたいという想いさえあれば、具体的な一歩をふみ出せるよう、様々な工夫をしておりますので、まだやりたいことが明確ではない人も気おくれせず来てください。
幹事なんて進んで引き受けたことがない、という人でも大丈夫。意外かもしれませんが、コミュニティマネージャーは内向的な人が多い印象です(私自身、そちら側です)。知らない人がいる場に行く不安な気持ちを汲めるからでしょう。
講義では、たくさんの問いを投げかけ対話を重ねるので、頭に汗はかきますが、刺激に満ちた学びになると思います。
皆さんが自らのキャリアや人生を愉快にシフトさせるお役に立てれば幸いです。

■過去のゲスト

・問いでつながるコミュニティ「議論メシ」主宰 黒田 悠介さん
・人生を楽しみきるパラレルワーカー 中村 友香さん
・100人カイギ founder 高嶋 大介さん
・一般社団法人母親アップデート 代表理事 なつみっくすさん
・「朝渋」代表 5時こーじさん
・RYOZAN PARK オーナー 竹沢 徳剛さん
・コミュニティストラテジスト/LunchTrip共同代表 松澤ダンフォード 亜美さん

■教授 高橋 龍征氏(場づくリスト

1976年江東区生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、ソニー、サムスン電子を経て独立し、現在は、コミュニティや学びづくりを生業とする「場づくりの実践家」。

元々は、独りでユーラシアを横断し、離島に1ヶ月野宿するようなタイプであったが、2007年に行きつけの寿司屋で偶然隣り合った客と意気投合して「ご近所会」を立ち上げ、築地本願寺で300人規模の宴会をやるなど、コミュニティがライフワークとなる。

他に、コロナ後につくったオンライン化の知見共有facebookグループを4,900人超にし、ソニーの有志アルムナイを立ち上げて900人規模に拡大させ、アワードも受賞、その他、早稲田大学OBOG会の幹事や地方創生NPO等の理事を務めるなど、複数コミュニティの立ち上げと運営に16年以上携わる。また、コミュニティを通じたご縁から、早稲田大学の社会人スクール立ち上げ時の講座プロデューサーを頼まれて、未経験から年間200件を企画するなど、学びづくりも生業となる。

出し惜しみは微塵もしない方針で、知見は200本以上の記事に言語化して公開し、『オンライン・セミナーのうまいやりかた』も出版(ついでにライターも時々)。自らのミッションを「場づくりを通じて人生を愉快にシフトする人のあと押しをすること」と定め、青山学院大学や熊本大学でワークショップや学習の設計手法を学び、コミュニティづくりや学びづくりの実践プログラムを自由大学などで提供している。

※主な場づくり歴
・ご近所会は月例会に毎回120人が集まり、築地本願寺で300人規模の宴会をやるまで活性化
・コロナ直後に立ち上げたオンライン化の知見共有グループは6,000人近くまで拡大
・ソニーの有志アルムナイ(OBOG会)を立ち上げて900人規模に拡大、アワードも受賞
・さらに、企業アルムナイ運営者を横につなげるコミュニティにも展開
・ファイナンスやベンチャーの早稲田大学OBOG会の運営に携わる
・カオスマップのオンライン・コミュニティ立ち上げ
・地方創生NPOの理事として、立ち上げを支援

conecuri合同会社 代表社員
ソニー PORT コミュニティ・アドバイザー
ソニー有志アルムナイ 発起人
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
ゼロ高等学院 客員教授
一般社団法人 地方創生推進協議会 理事
一般社団法人 セルフメンテナンス協会 理事

■キュレーター 西舘 聖哉氏(イベントアクセラレーター
1992年生まれ。北海道札幌市出身。ベンガル猫のモカ、茶トラ猫のユキと生活中。
富士通グループにて製品プロモーション、システムエンジニアを経験後、独立。現在は、ハイブリッドイベントの企画支援・配信を中心に、オンライン活用のアドバイザー業務・コミュニティづくり・マーケティング・プロモーションなど、企業や自治体のプロジェクトサポーターとして幅広い活動を展開。

新卒で入社した富士通グループ時代に経験した社内外のイベントへの参加、コミュニティ活動をきっかけに場づくりへの関心を高める。

年100回のイベント参加や全国行脚のイベントのサポートを経験し、独立後はエンジニアとイベントディレクターの二足の草鞋で活動を行う。

後に「イベント」「コミュニティ」をメイン事業として専念する分野と定め、コロナ禍をきっかけにオンラインへとシフトしたことで、オンラインに強いイベント・コミュニティのプロとして活動を拡大。

オンラインとリアルを掛け合わせる「ハイブリッドイベント」の経験を一番の強みとし、コロナ禍以降の激変したビジネスシーンの中で、イベントを起点にしたコミュニティづくり、マーケティング、プロモーションといった継続的に外との繋がりをつくる活動の『伴走者』としてクライアントに寄り添い続けている。

所属・担当
ノーコード推進協会 コミュニティマネージャー
株式会社 なないろのはな 取締役
武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 イベント・コミュニティ 担当
株式会社 日本能率マネジメントセンター イベントディレクター
富士通アルムナイ コミュニティアドバイザー
軽井沢ラーニングフェスティバル 運営チーム

・ログミーbiz 掲載記事
https://logmi.jp/persons/7351

・コミュニティリーダーズサミット 登壇記事(釧路新聞)https://kushironews.jp/2023/02/06/403541/

・「イベントアクセラレーター」(月刊「イベントマーケティング」)
https://www.event-marketing.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/74goRev4.pdf

支援事例:東近江市(PR Times)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000102494.html

ゲスト 鎌北雛乃氏(Community Manager
住友商事株式会社/MIRAI LAB PALETTE

学生の頃からジャンルを問わないコミュニティ活動に参画し、20歳の時に仲間と共に起業。まちづくりに自ら深く関わるため、人口7,000人の町に移住し、観光事業、情報発信事業、コンサルティング事業、コミュニティスペース運営などを行ってきた。2019年より住友商事が運営するオープン・イノベーション・ラボMIRAI LAB PALETTEにジョイン。現在、コミュニティマネージャーとして、メンバー同士のコミュニケーション活性化、マッチング、コミュニティ形成や活性化のためのプログラム企画・運営、PR活動などに挑戦中。

日程
第1回:5月11日(木)19:30−21:30
第2回:5月18日(木)19:30−21:30
第3回:5月25日(木)19:30−21:30
第4回:6月1日(木)19:30−21:30
第5回:6月29日(木)19:00−22:00 ※この回のみ時間と会場が異なるので注意
定員
12名  ※定員になり次第締切

申込締切日
5月4日(木)

▼講義詳細お申し込みはこちら
https://freedom-univ.com/lecture/organize.html/


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