コロナによってあらわになった病① ~コロナより、仕事~

私の会社にて、

高熱が出て社員が休んでしまった時の

ある上司の反応が忘れられません。

みんなが聞こえる所で、

うわ言のようにその休んだ社員の名前を

何度も呼んでいました。

明らかに恨み節な言い方に、

私は悲しくなってきたのでした。

その社員が休んだために、

しわ寄せが自分に来てしまったとか、

予定が狂ってしまったなどにより、

何の不満も起きないという事はないとは思います。

しかし、言うにしても、

なぜみんなが聞こえる所で言うのか。

「『コロナの問題よりも、

  仕事の問題の方が大事だ』と思っているのか」

そう反問せずにおれませんでした。


昨今のコロナの影響で、

こうした違和感のある発言や態度が

周りで目立つようになりました。

そこで、その違和感について

考察していきたいと思います。


「コロナの問題よりも、

 仕事の問題の方が大事だ」

このように思っている人は、

少なくないでしょう。

感染者と疑われる社員がいたとなると、

社員の体調の心配よりも、

仕事の邪魔をされたことに腹を立てる。

ひどいものになると、

コロナ感染を疑われ長期間休んだら、

部署異動を命じられたり、

クビになったという話も聞きます。

仕事しか眼中にしかなく、

自分の仕事を進める上で

コロナの問題が無視できそうにないから、

面倒くさいけど、仕方ないから対応している。

いつしかそうした言動が、

コロナハラスメント、通称コロハラと呼ばれ、

問題となっています。


少し考えれば、

コロナの問題の方が大事と分かるはずです。

その何よりの証拠が、

どんなに仕事しか眼中にない人でも、

自分がコロナに感染したら、

さすがに休むでしょう。

それなのに、自分が感染するまでは、

どうして仕事の問題の方が大事だと

思ってしまうのでしょうか。

それは、大きくは2つの思いがあるのではないかと思います。

1つ目が、

「考えたって、どうしようにもない」と思っているから。

2つ目が、

自分の問題になっていないからです。


この2つの心は、

コロナによって起きた思いではないと思います。

コロナ感染が拡大しようが終息しようが、

私たちの心に巣食っている病気のような心です。

コロナももちろん恐ろしいですが、

この心が私たちの人生全体を闇に染めているのではないか。

そこで、この2つの心について、

書いていきたいと思います。


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