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離人感の話《身の上話⑤》

僕は↓の記事でも書いたように診断を詳しくは聞いていない。


主治医に
「診断書が必要な時は書く」
とは言われたものの今のところ必要な場面に出会ったことがないため書いてもらったことがない。
だから感覚、症状が調べた限り僕とあてはまっただけで僕は離人感・現実消失症では無いかもしれない。
診断が下ったらそれはその時話そうと思う。
この先を読む場合はそれを理解して読み進めて貰えると凄く助かる。


基本知識

タイトルにある『離人感/現実感消失症』とはそもそもなんなのか。
⤵︎ ⤵︎の記事を参考に説明していこうと思う。

離人感・現実感消失症は、
『解離症(解離性障害とも呼ばれる)』
の中に含まれるものだ。
他には
『解離性健忘』
『解離性同一性障害』
がある。
このふたつに関しては僕の体験談がないので、気になる方はググるか他の方の記事を読みに行ってくれると助かる。
『離人感・現実消失症』は

自己または外界から切り離されているような感覚

離人感

症状としては
・自己の身体、感情、思考、感覚などから自分の主体性が失われて、自分自身を非現実的に感じる体験

・現実感がない、あるいは自分がロボットのように感じられる。

・感情的または身体的に麻痺しているように感じることもある。

現実感消失

症状としては
・世界、人、物などから自分が切り離されているように感じられ、周囲の世界に親しみを覚えられず、非現実的に感じる体験

・自分が夢や霧の中にいるかのように、あるいはガラスの壁や幕によって周囲から隔てられているかのように感じることもある。

・世界が生命感や色彩を失ったように思えたり、人工物であるかのように感じたりする。世界が歪んで見えることもある。

僕の話

初めてこの離人感・現実感消失
を味わったのは小学生中学年の時が初めてだった。

父方の祖父の家が宮城にあり七夕祭りに行った時。
急に聴覚が鈍感になった。
言葉を音としか捉えられなくなって、特に強い霊感がある訳でもないのだが、(ドラマの影響だったんだと思う)幽霊に憑依されたかと思った(笑)
そのぐらい不思議な感覚で、気持ち悪くて気持ち悪くて仕方がなかった。
その時は必死に熱中症や人混みで酔ったのかと思っていた。

それならその時だけで終わるものの、学校の朝会のときにもおこり、そこからは半年に1回あるかないかぐらいだったが、段々頻繁に起こるようになってきた。

今の話

今現在の話をするとするのならば、
・解離するきっかけは無い
・1回の解離の長さは数十分~丸一日
・数ヶ月解離しない時もあれば5日間ぐらい毎日解離する時もある。
・感覚としては自分を誰かに乗っ取られている感覚。
全てに現実味がない
背骨の中を虫が這いずってる気持ち悪さ。
・解離が深い(で伝わらないと思うけれど)と終わったあと解離中の7割~9割の記憶が無い。
・解離から抜ける方法はまだ見つけていない。

と言ったところだろうか。

 
あとがき

 僕の症状でいちばん困っていることとすれば、記憶が抜け落ちることだ。

例えば病院の予約だとか、次に繋がる会話をした場合、メモを忘れそこの記憶が抜け落ちれば、
はい詰み。

今までで抜け落ちたぶんの記憶が戻ってきたことは無い。

抜け落ちてない部分の記憶は別に印象が強いと覚えている。という訳ではなく、どんなにしょうもなくとも覚えている時は覚えている。

あと、解離しているときは僕の感覚の場合『僕であり僕でない』ため、その時の言動、感情が本当に僕の本音なのか解離後分からなくなり、会話した相手やコメントした相手に申し訳なくなる。

これからは、解離してる状態でコメントした時は解離している。とかこうと思うので、
"解離している"いるかの本音
だと思ってくれるとありがたい。


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