おにぎり君がやってきた!前編
初めてMacを買ったのは、2002年!!ぷぎゃーっ!18年も前ですか(゚∀゚)。
ワタシ、その頃バンドを組んでおりまして。
一般的に、バンドというのは定期的に成果物を発表したくなる訳でして、知り合いに頼み込んだり、後輩を脅したりして集って貰って、演奏発表会を催したくなったりします。
はたまた、茶色だったり透明だったり色々ありますが、飲めば飲む程、気が大きくなったり、涙もろくなったり、笑いタケを食べた人の様にケラケラ笑うようになる飲み物を飲みながら作った、大体180秒から300秒位の楽曲集みたいなモノを作りたくなるものです。
ワタシのバンドもご多分にもれず、発表会は月ごと定期的に、楽曲集も2枚ほど捏造、いや制作させて頂きました。
そして、先方は何を間違ったのか、実は20代後半まで、歌って曲を作るヒト科ヒト目、黒川大輔として大手の会社と契約をさせて頂いており、それまでも、歌う部屋とボタンやらを操作する部屋が分かれた、カッコよいスタジオで楽曲を録音したり、というのはやったコトがありましたし、煩い!と何度怒鳴りこまれたか判りませんが、杉並のとある一階角部屋、汚い自宅にてチクチクと簡易録音をしたりもしておりました。
しかし、バンドをやっていた頃はとっくに大手との契約も終了、満了、投了しており、もちろん大手企業並みの録音施設が使える訳も無く、ソコは自分達で何とかせんにゃいかん!宮崎を何とかせんにゃいかん!と言うことで色々とバンド構成員みんなで試行錯誤をした訳です。
構成員の中、主要6弦を担当していた方が個人的電脳機械、いわゆるパソコンに精通されており、すでにパソコンを駆使して楽曲を拵えたりしておりました。他の構成員はその辺に関しては、ネアンデルタール人並みにウホウホ言うレベル、いや、ネアンデルタール人が本当にウホウホ言っていたかの知識は持ち合わせておりませんので、違ったらすまんね!ネアンデルタール!!
そこで当然、6弦さんを中心にして楽曲集作りはスタートしました。太鼓の集合体はスタジオで、添加物的6弦と歌を担当しておったワタシと低音4弦に関しては、6弦さんのお宅にお邪魔して録音。録音ももちろん楽しみであったのですが、その日の予定を終えた後の痛飲が楽しみで仕方なかった、と記憶しております。
そんな日々の中、いざ録音とか編集を目の当たりにすると、歌とか音が波形になって現れたり、画面を操作して補強的な処理が出来たり、なるほどこりゃ便利な機械じゃ!とウホウホウホウホしっぱなしで、欲望のマグマが、ネアンデルタール人が生まれるもっと前、まるで地球創成期の火山の様にムクムク、ムクムク、ボッカーん!!と噴出しては冷えて固まりを繰り返し、巨大で確固たる欲望の溶岩ドームが出来上がったのでありました。
さて、まだまだ後編に続くのですが、最後にその頃活躍していた添加物的6弦の写真をば添えようかな、と。いや、添加物的になったのは、あくまでもワタシの立ち位置的にそうなっただけで、写真の6弦と同じ型を操り、6弦大聖人になっておられる方は山ほどいらっしゃいます。おホホホホホ。
後編に続く。
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