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"So Grateful New Year 2021 " 年賀状とスイートグラスのお話。

こんばんわ、karo.です。

新年あけましておめでとうございます。

いつも読んでいただいて感謝しております。
今年もどうぞよろしくお願いします。

あっという間に三ヶ日が終わってしまいましたね。今年のお正月は、みなさまゆっくり過ごされたでしょうか?

私は、今年のお正月こそは、とにかくゆっくりしたい...。と昨年から切望していました。何にも追われずに、溜まっていた本やnoteをゆっくり読んで、うちの猫たちとも思う存分、ゆるゆるごろごろしたい〜〜〜っ。と(笑)。

そう思って、とりあえず、毎年大晦日から元日にかけて夜なべしながら書いて出していた年賀状、そのパターンを一回やめてみることにしました。たかが年賀状、されど年賀状で、これ、結構私にとっては大きな変化なのです。と、いうのは、物心ついた時から毎年欠かさずに出していた年賀状。実はここ数年はとても楽しみだったモノなのです。毎年12月には来年のことを思い描きながら、今みんなに伝えたいメッセージや届けたい気分などを考えて何日かかけて絵を描き、2〜3種類作って年末には手元に届くように印刷をしていました。なぜそんなふうに年賀状を楽しみに、馬鹿みたいに大切にしていたかと言うと、去年までずっと、本来の自分を表現する場所がどこにもなくて、年一回の年賀状だけが、そのエッセンスを少しだけ入れて表現できる唯一の場所、気持ちの拠り所だったから。なのです。

でも、こうして夏からnoteを描くようになって、本来の自分を表現できる場所が新しくここに生まれたということもあり、私の中の何かが変化して動いたのだと思います。noteをはじめて本当に良かったー(笑)。

それに実際のところ、昨年の12月はまだブラックホールの中にいるような急激な過渡期のような状況で、なにかにずっと急かされているような、濁流の中を流されて、息つぎするのがやっと..のような感じがしていたので、いつもと同じスケジュールで年賀状を創るのは物理的に無理でした。(←これ、なんの言い訳なの?笑)

...ということで、念願かなって今年はおかげさまで、大晦日も元日も、本当にゆっくりと過ごすことができました。

そして溜まっていた本の中で、元日に最初に手にとった本が、「植物と叡智の守り人」という本でした。
ちなみに、これまで一度も意識したことがなかったのですが、この何年かぶりにゆったりとしたお正月を過ごせた中で、ふと「新年最初に読む本」って、とても大切な気がしました。

さて、この本は、ネイティブアメリカンの植物学者の女性が書いた、ネイティブアメリカンで伝承される植物にまつわるお話を書いた本です。
ちなみに私は、昔から何故かネイティブアメリカンに関することに心惹かれることが多いのですが、ほとんど知識がなかったので読んでみようと思い、この本を買っていたのです。
まず最初に出てきたのが、スイートグラス。ネイティブアメリカンの部族にとって大切にされている聖なる植物なのですが、もう最初っから心惹かれることが書かれていました。

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このスイートグラスという植物、ネイティブアメリカンの部族の言葉ではwiingaashk(ウィンガシュク)と呼ばれ「甘い香りのするマザー・アースの髪」という意味があるそうです。以下、一部転載します。

”部族に伝わる物語によれば、あらゆる植物の中で一番初めに地上で育ったのがウィンガシュク、つまりスイートグラスで、その香りはスカイウーマンの手の香りの名残だと言う。だからこそスイートグラスは、私の部族の人々によって、四つの聖なる植物の1つとして尊重されている。その芳香を吸い込めば、忘れてしまったことさえ知らなかった記憶が蘇る。儀式というのは「思い出すことを思い出す」ための方法だと部族のエルダーたちは言う。スイートグラスは多くのネイティブアメリカンの部族によって、強い力のある儀式用の植物として大切にされているのだ。スイートグラスはまた、美しい籠を編むのにも使われる。薬でもあり、私たちとつながった存在でもあるスイートグラスは、物質的な価値と精神的な価値を兼ね備えているのだ。”

私は「忘れてしまったことさえ知らなかった記憶」が蘇る。という部分を読んで、「あ、これ、私がnoteのプロフィールに書きたかったことと同じだ...」と改めて気がつきました。そう、私たちは忘れてしまったことさえ気がつかず、知らずにずっとずっと生きてきたんですよね...。

この転載の文中に、スカイウーマンという言葉が出てきているのですが、ネイティブアメリカンの部族に共有されている「聖なる教え」に、この「スカイウーマンの物語」というのがあるのです。こちらもとても興味深い内容だったので、次回、記事にできればと思っています。なぜ、スイートグラスの香りがスカイウーマンの手の香りの名残なのか、も含めて...。

ーー

そして読み進めながら、今このタイミングでこの本を読めたことを感謝したい気持ちになり、さっそくスイートグラスの絵を描いて、それを遅ればせながらの年賀状にすることにして、今朝、やっと印刷に出しました(笑)。

ちなみに、この記事のトップに貼った絵は、その中の一枚です。
今年はみんなにスイートグラスの香りが届きますように。と願いを込めて。


昨年は、世界中がいっせいに立ち止まって、地球が、私たちひとりひとりに考える時間とチャンスを与えてくれていたような気がします。大きな目覚めのチャンスがやってきた年だったと、改めて振り返りながら思いました。
私自身も昨年から、さらに急激に意識が変化してきたと感じています。

そして今年も引き続き、このチャンスの波は続くのだろうと思います。

きっと、地球規模で「思い出すことを思い出す」ための儀式をしている。
のですよね。



なので、今年もとても素敵な一年になる。と、もう感じています。

来年の今頃、私は誰とどこにいて、何をしているのだろう。と思いながら...


"So Grateful New Year 2021 "
みなさまにとっても、素敵な一年となりますように、

思い出すことを思い出せますように。

あなたにも、スイートグラスの香りが届きますように。

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