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話題の少年革命家に思うこと

今回からは書きたいトピックについて自分のことを絡めながら自己紹介も兼ねて書きたいと思う。
ネット界で話題の少年革命家Y氏、クラウドファンディングで集めた資金で日本一周の旅をしていたが、あと少しで旅が完結するというところで金欠になり動画で投げ銭(要するに支援)を募っていたところ100万円の支援者が現れたとのこと。

それはそれで良いのだがポンッと100万降って湧いたような感覚が私はしたのでこれで良いのかと思い、また自分を見ているような気がしたので書いてみることにした。

私のことで言えば、私は商売人の家に生まれ学校が休みの日も両親ともに仕事していて一人のことが多かった。小遣いは決まった額をもらっていたが欲しいと思ったものはだいたい買ってもらえていたのであまり我慢したことがなかった。金の使い方を親から教わったこともなく、金のありがたみをあまり感じてなかったように思う。なので貯金することもなくあればあるだけ使うということを繰り返していた。欲しい物を買うためにお金を貯めるということもなかった。良く言えば放任だけど要は放ったらかし、今考えるともっと早くに金のありがたみに気づいていればと思うが仕方ない。その頃はしっかりと教えてくれる大人が周りにいなかったのだから。

大学を卒業して特にやりたい仕事もなくフラフラしていたところに親から自分名義の通帳をわたされた。見ると?00万くらい入っていた。もう渡しても良いだろうと判断してのことだったと思うのだがそれまで我慢したことがほとんどない身にとってはやはり棚ボタでしかなく、底をつくのに一年もかからなかった。何に使ったかはもう覚えてない。

ざっと書いたが今回のY氏の一連の流れを見て、不登校になった経緯から現在まで我慢するということがなく、またクラファンや投げ銭で簡単(あえて簡単と書く)に金が手に入るという経験をして彼のためには恐らくならないだろう。
個人差はあると思うけれど未だになかなか貯金ができない身としては心配になる。そして不登校の子に勇気と元気を与えるという大義名分で始めた日本一周において自分の自由に使える金の無心(もはや支援でない)をするということで自分の言動に責任を持つことも放棄、誰からも信用されなくなるのではとやはり心配になるのである。
この旅は車なので当然親も(父親)同伴しているのだが、ここはやはり人生の先輩としてこの先彼が独り立ちして生きていけるよう教え諭してほしいと切に願う。

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