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個人事業主は会計システムを使う必要があるだろうか#1

こんばんは、タケです。だいぶご無沙汰してしまいました。
さて、私は自分の個人事業と会社の決算と税務申告のために、クラウド会計のf社の会計システムを使っています。個人事業の方は、認定アドバイザーとして無料でシステムを使わせて頂いていたのですが、来月より無料プランが廃止になるとの通知が来てしまいました。
まぁ営利企業としていつまでも無料プランにしておく訳にはいかない事情は分かりますが。。
そこで来月からどうしようかと考えていたのですが、結論としてはExcelでやってしまおうと思いました。その結論に至るまでの過程を書いていこうと思います。

f社のシステムの特徴

まず、f社システムの特徴ですが、会計が分からない人でも直感的に操作できることをウリにしています。私にとってはこの点が逆にデメリットと感じていました。
具体的には、銀行の入出金やクレジットカードの利用明細を読み込み、仕訳を推定で作ってくれる機能が充実しています。この機能は定型的な取引でしたら非常に有用だと思うのですが、例えば誤入金の返還といったイレギューラーな処理はうまく対応できません。そのような場合には手修正仕訳を入れることになるのですが、f社のシステムは何かと仕訳が定型化される傾向があり、また、仕訳ではなく取引を入力するというインターフェースになっているので、入れたい仕訳を思い通りに入れることが難しい場合があります。こと、会計士の資格を持っている身としては、入れたい仕訳は分かっているのに、システムの操作上うまく入れられないというのは結構なストレスになっていました。

このf社のシステムとよく比較されるM社のシステムは、仕訳を入れていく形式らしいので、会計の知識がある方は使いやすいのではないかと思います。

会計システムを使うことへの疑問

しかしながら、そもそも大した取引量もないのに、わざわざ有料のシステムを使って決算や申告を行う必要があるのだろうか?という疑問が持ち上がってきました。

そうであるならばExcelで自力でやってしまった方がいいんじゃないか、と思ったのが出発点でした。私自身は仕事で色々な会計システムを見てきましたし、会計の知識もあるので、その経験を活かせばExcelでもできるんじゃないかと思いました。

結果として、Excelでも十分できる見込みが立ちましたので、Excelでどのように決算や申告を行っていくか、また、どの程度の規模であればExcelで間に合いそうか、などを次回以降書いていこうと思います。

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