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フリーランス保育士の大変なところ、好いところ(メリット編)

こんにちは、今日もお読みくださり、
ありがとうございます。

前回の記事に続き、
今回はフリーランス保育士のメリットを
お伝えしていきたと思います。


前回の記事はこちら


①自由に休める

まずひとつ目に、
どうしても最初にあげたかったこと。
スケジュールを自由に組むことができます。

わたしは旅行が趣味なのですが、
園勤務時代はなかなか行けなかった…。
翌月の希望休を
希望通り取得できたことが稀です。
取れても当日職員のお休みが多いと
出勤の打診がきたり、
先輩保育士に希望休の日程交換を
頼まれたこともありました…。

早番で出勤したけれど、
子どもの人数が少ないからと
昼前に急遽帰されたり、
かと思えば午後休予定が
体調不良の職員がいるからと
帰る直前になくなったり…。

子どもの命最優先だからと
当時自分に言い聞かせ
なんとか働いていましたが、
今思うと、休みを自由に取れない体制って
なんだろうと思います。
なんのための会社なんだろう、と。
(そのためだけではないけれど)

フリーランスになってからは、
かなり予定が立てやすくなって
ほとんど毎月一週間ほど
どこかに旅行に行くことができています。
本当に嬉しいです。


②収入が増える

本当に有難いことに、収入が上がりました

園勤務時代は色々引かれて月20数万円
夏と冬にはボーナスを頂いていましたが、
年額にすると400万円ほど。

学童保育ではパートとして
働かせていただいていましたが、
時給は1,100円でした。

フリーランス保育士として
完全独立した後は、
いずれもかなりしっかりと
当時のわたしの水準を
越えることができました。


③挑戦しやすい

何事にも挑戦しやすい、
自由度がかなり高い働き方が可能です。

わたしにとっては
・ベビーマッサージ講師
・ウェディングシッター
・保育者さんの独立相談

などがそれに当たります。

いずれもフリーランス保育士になってから、
試行錯誤をしていく中で出会い、
楽しそう!やってみたい!と思い
調べて学んで実践して、
お客様から対価をいただくこととのできた
働き方です。

フリーランス保育士として活動していて、
「何ひとつ無駄なことはないのだなあ」
と思います。

例えば、自分の経験や知識を元に
独自の講座を開講することも可能です。

以前独立相談にお越しくださった方で、
いつか書籍を出版したい!
とお話しくださる方もいらっしゃいました。

やりたいと思ったことに
しがらみなく挑戦できる、
フリーランスとしての働き方の
素晴らしいところだと思います。

また、様々な活動をされている方が
とっても多く刺激になるので、
やりたいことがどんどん出てくるのも
面白い点かもしれません。


④仲間が増える

前回のデメリット編で、
仲間ができにくいよというお話をしたのですが、
出会ってしまえばどんどん仲間が増えていきます。
繋がりを求めている方が多いからだと考察しています。

年齢層やスキル、活動内容、
バックグラウンドなど全てが異なる方達ですが、
それぞれの思いを尊重しながら、
刺激を受けながら仲良くさせていただいています。
二回り年上のお友達もいます♡

フリーランス保育士となってから
出会った同業の方達はみなさん、
気持ちが優しくて気遣い上手で
穏やかで楽しい方ばかりなんですよね。
子どもに関わる仕事をされているから、
ということもあるのかなと思います。

お友達同士でお仕事のコラボをしたり、
困っていたら助け合ったり、
話を聞いてもらったり…。
彼女たちが今日もどこかで頑張っている
そんな現実に本当に助けてもらっています。


⑤職場の人間関係で悩まなくなる

保育施設で勤務させていただいていた頃、
尊敬して大好きな方がたくさんいらっしゃいました。
そして同時に、
びっくりするようなこともたくさんありました。

個性豊かな子どもたちと関わる仕事であり、
様々なバックグラウンドや
保育観を持つ方がいらっしゃるから、
ぶつってしまうこともあるのかもしれません。
そこで対話をして分かり合えたら良いのですが、
難航することも多いですよね。

フリーランス保育者になってからは、
同業者の方と働く機会がグッと減ったこともあり、
またクライアント様がわたしの保育観に
共感した上でご依頼くださるため、
そういった意味では
大変さを感じることがなくなりました。


⑥面白がってもらえる

初めてお会いした方に、
「フリーランス保育士をしています」
とお伝えすると、
100%びっくりしていただけます。笑

保育士=保育園勤務の先生
というイメージ、ありますもんね。
実際わたしもフリーランスになる前まで
保育士にこんな可能性があるなんて
知りませんでした。

園勤務を続けている古い友人からも
「すごい働き方だね」
と笑ってもらっています。笑

スケジュールが合わず伺えなかったのですが、
中学時代の恩師から、
中学生向けに働き方についての講演打診を
いただくこともありました。
(ものすごくいきたかった…!)

「保育士さん、大変でしょう」
と声を掛けていただくこともありますが、
お陰様でわたしはなんとか楽しく
活動させていただけています。


⑦自己肯定感が上がる

クライアント様たちがものすごく
感謝してくださるんです。
言葉を尽くして、優しいお顔で。

癒され度合いがものすごいですし、
いやいやこちらがありがとうございます
という思いでいっぱいになります。

これはわたしだけが
特に感じていることではありません。
同業のお友達と食事に行くと、
必ずこの話になります。

フリーランスとして活動されている方は
みなさん本当に素晴らしい個性をお持ちです。
色々な方がいる中で、クライアント様は
わたしを選んでくださるんですよね。

文章で見ると少し傲慢にも見えますが、
その事実を理解すると同時に心から感謝して、
責任を持ってしっかりとお役に立つ。
そんな風に気を引き締めています。
クライアント様の思いに応えられたと感じられたとき、
自分をたっぷり褒めてあげたくなります。

また、自己肯定感は
自身が選択して得た成功体験で育まれます。
フリーランスの働き方はまさに選択の連続!
それに生活がかかっているので、
成功体験を積まざるを得ないんですよね。
これからもがんばろう!


「感謝していただける」
ということについて、
もう少しお話しさせてください。

わたしは、
「保育士さんは一様にスキルが高い」
と考えてます。

また、業務が多岐に渡るので、
子育て家庭におけるニーズが
非常に高いのです。

核社会化が進む昨今、
子どもと接する機会がないままに
親になられる方が増えています。

子どもとは何か。
子どもの特性とは?
関わり方や接し方、ふれあい方。

わからず不安で調べると
ネットには膨大で、時に極端な情報が。

そんな時に
「子どものプロ」として出会うことができたなら。
子育ての伴走をさせていただけたら。
それぞれのご家庭のニーズに応えることができたなら。
きっとすごく喜んでいただけたり、
頼もしく感じてくださるのかなと思います。


おわりに

最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事を作成していて、
わたしが初心に帰ることができました…!
本当に有難い働き方を
させていただいています。

独立を目指す保育者さんに届きますように。

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