「学習支援」に興味を持ち始めた時期(自分のこと1)

私は、「(簡単にいうと→)”その人”は、どうやったら”勉強”ができるようになるか」をずーっと考えている。
最近では、「資格試験等、範囲と締切のある学習における、学習者本人の特性・環境・価値観に応じた学習法確立支援」に興味がある(というか、少しやっている)。
 
「ずっと考えている」というのがいつからか、というと、小学校2年生くらいからではないかと思う。
 
小2の頃、母と弟妹とお風呂に入っていた時のこと、
「まーみちゃんは、勉強も運動もできるよね。だから、それがうまくできない人を助けてあげるのよ」
と母が言ったその時、月並みな表現だけれど、ドガーンと脳に雷が落ちたような衝撃を受けた。
「そうか。よーし、私は、そういう人を助けよう!!」と、髪もろくにとかさない、シャツの裾をきちんとスカートの中にしまえないほど、野生児的な、かつ自己を客観視できない私が強く決意したのを覚えている。
 
その日から、私は「自分が助けるべき人」を不遜にも見つけ出そうとし、見つけたと思ったら、できるだけ助けようとしていた。
 
さらに、学校の先生の教え方は、適切だろうか? というのも常に気にしていた。この教え方を、友人らはどう捉えるだろうか?
だから、授業中は、先生の教え方を観察すると同時に、それに対する教室内の友人の反応にもアンテナを張っていた。この教え方は、皆に「伝えるべきこと」を伝えただろうか?と。
と、今、言葉にしたら、「おそろし」と思う。
四六時中そうだったわけではないし、自分自身がそこに展開されている「学ぶべきこと」に精一杯で、周りを気にしていない時間の方が、それは多かったけれど、それでも、常にそういう「意識」は持っていた。

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