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アメリカに馴染むために、シカゴの歴史博物館ツアー<実費のみ>、に参加することにしてしまった(52歳の田舎のおばさん留学記20)

私がシカゴで泊まったのは、Hi Chicago Hostelというところです。8人部屋や10人部屋で大丈夫な人なら、一泊3000円代でシカゴの中心に泊まれます(朝食付き!)。
私は、入院する時も「できれば大部屋」が良く、寝る時以外はカーテンを勢いよく開け放して、隣のベッドの人とも多少は交流したい、と思うタチでしたので、一人で1室のホテルより断然こっちの方が好みでした。

予約は、Booking.com。
あ〜〜。本当、訳分かってない田舎のおばさんだったと思うのですが、Booking.comって、日本語でもあるではないですか?
でも当時は、英語圏の宿泊は、英語のサイトでするものという固定観念があり(世界を旅したことがない)、英語でググって、私にとって「英語でも一番見やすい」という理由で、このサイトを利用することにしたのです。で、アメリカ滞在に関しては、このサイトだけ利用しました。
この予約サイトに対しての評価は様々あれど、大変お世話になったことに感謝して、Booking.comでHi Chicago Hostelの紹介をします。
こちら
私の写真よりも、よっぽどわかりやすい。評価も一定程度高いです。当時(?)世界のホステルベスト5に入っていたのではなかったかなぁ。
とても大きいホステルですし、もう世界中から旅人が集まってきます。基本、若い人ですが、少し貧しげなお年寄りもいます。労働者風の方も・・・。

このシリーズでは、「52歳で、日本の田舎に住んでて、主に子育てと介護で”表舞台”からは隔絶されていたおばさんが、突然単身アメリカ留学すると何が起こるか?(ちなみに途中脱落帰国。2017年のこと)」ということを、英語学習面ではなく(それも少しは書くけれど)、生活面の視点からちょっと紹介します。誰かに何か参考になるかもしれないなー、というのと、ようやく振り返る気持ちになってきたので、自分のまとめを兼ねて書いています。思い出し思い出し書くので、たまーにという感覚で、ながーい期間をかけて、書こうと思っております。時系列も前後するかもしれません。

前回紹介した↓この写真だが

どうも、初対面同士がどこかに出かける様子だった。
なんだろう?
シカゴを一人で歩くことに疲れてホステルに戻った私は、インフォメーションセンターあたりをフラフラ彷徨ってみた。すると、

なにやらツアーの申込書(note掲載上一応名前を消してみました)
申込書の位置から振り返ると常設のインフォメーションセンターが(ホステルの受付とは別)

インフォメーションセンターの担当者だけになったところを見計らって質問してみる
「あれはなんですか?」
ああ、あれね。学生とかがボランティアで、シカゴを案内するツアーを色々組んでるの
なるほど!朝見かけたのも、そのツアーに行く集団だったんだね。
「料金は・・・」
無料か、実費程度。ツアーによるね
大きいホステルだし、大きい街だから、こんな企画もできるんだー。
なるほどねー。すごいー。
「私、英語がそれほどできないんですけど、OKですかね?」
だいじょうぶ!いろんな人が参加するから、大丈夫。
「ツアーはタフですか?(明日からのワシントン大学サマースクールの前に疲れたくない)」
1日かけるのは、ずっと歩き回ってタフなものもあるけど、半日のは大抵そうじゃない

一人歩きに限界を感じていた私は、アメリカに馴染むのに他人の力におすがりすることにした。
午後のツアーに「歴史博物館」ツアーという大好物が。
私は日本でも、新しい土地を旅するときは、まずはなるべく歴史博物館に行く。歴史や古地図を頭に入れた後、土地を散策し、その場所を4次元的に見るのが好きだからだ。
よーし!これに参加するぞー!
大きいホステルに泊まって、ラッキーだったなー!
今更ながら自分の選択の正しさと幸せを噛み締める。
計画段階というのは、不安も多少あるけれど、楽しいイメージが膨らむものだ。
まだ身は「安全圏」にいるわけだし、ベッドに寝っ転がって楽しみにする余裕がある。
でも、
アドベンチャーの最中は、
サバイバルなことが常

今から振り返ると、この半日ツアーは、私のアメリカ留学を暗示するものでもあったかもしれない!

教訓34;グローバル化が進んでいる現代。日本語で大抵のことをできることに気付こう。「英語!」とカチンコチンになる前に、日本語でなんとかならないか考えよう(今は翻訳ソフトもあるしAI技術も進んでいるから、きっともっと楽ですね)
教訓35;貧しいが故の選択が、吉と出ることもある。慎重に、でもゆったり構えてチャンスを探そう。

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