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オーディオが趣味ですとは言えない…

昔から音楽は好きで、
安い機材ではあったがずっと聴いていた。
特に音質なんてものにこだわる事もなく、
ただ音楽を聴いていた。

映画も好きで、
AVアンプやスピーカーを揃えて
5.1chで楽しんできた。

それが最近なぜだか音質が気になってきて、
少し良いスピーカーを買った。
良いと言っても、定価で10万円しないぐらいの
もの。

ピュアオーディオへの目覚めだ。

ネットで調べて、
スピーカースタンドやらケーブルやら
そんなアクセサリー類もある程度揃えた。
スピーカーの配置などのセッティングも
試行錯誤しながらやっているところだ。

前の安いスピーカーに比べれば、
随分良い音になったとは思う。
しかし、目指すべき最終音質というものが
分からない。
どんな音を良い音と言えるのか分からないのだ。

たくさんのネット情報に目を通した。
だが、どの情報も
結局自分の好みの音がどんな音なのかによると。

いやいやいや。
それが分からないから調べてるんですけど。
じゃあまずは自分の好みを探すところから
始めろと?
たくさんのスピーカーを聴き比べろと?
そういう事なのかもしれないが、
オーディオ専門ショップに行ったところで、
聴ける数なんて知れてるし、
ショップで聴く音と自分の部屋で聴く音は違うし。
それに昔の古いスピーカーに興味を持ったところで、
試聴なんて無理だし。

理想で言えば、
あたかも目の前で演奏しているかのような、
そんな音。
オーディオ関連の宣伝文句を見ていると、
原音に忠実に再現とかなんとか書いてるものも結構あるし、
そういうのを求めてはいるけれど、
考えてみると原音に忠実なんて無理だよね。

何度か実際の演奏を聴いた事があるけど、
あれを家で再現する事なんて到底無理。
楽器の音が直接耳に入ってくるのと、
色んな電子機器を通して盤に記録され
その記録をまたまた色んな電子機器を通して耳に入ってくる音では、
大きく違うに決まってる。

じゃあ、僕はどこを目指していけばいいのか?

分からない。
誰か答えを教えて欲しい。

そんな先の見えない趣味の話でした。

おわり

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