見出し画像

本が読めない私が読んだ本

あなたは読書は好きですか?
あ〜、本屋さんに行きたいなぁ。。。

私は、本屋さんを徘徊するのがとても好き。
本の匂いや、本の装丁を片っ端から眺めて
歩くのも楽しい。
暇つぶしにフラッと行ってみたり
買い物ついでになんとなく立ち寄ってみたり
家でちょっと行き詰まった時に
アイデアを探しに行ったり
気になる本を直接手に取って
試し読みしたいなぁ〜
なんていう時に利用します。

ちょっと照明が控えめで
コーヒーの香り漂うイマドキの本屋さんに
行くのも好き。
その空間にいるだけで、
なんだか「自分がステキな人」になった気
さえしてしまう。
コーヒー片手に好きな本(まだ、買ってないやつ、ね。)をパラパラと
いや、時に「読破してやるぞ!」っていう
セコイ感じで(笑)、座り心地のいい
ちょっと陽の光も入るいい場所を見つけて
椅子と一体化するぐらい集中して
読書するのもいい。

まあ、結局、コーヒーも足りないし
時間も足りなくて、読破は諦めることに
なるんですけどね。

大体は、気になっていた本を確認して買うか
または、装丁をみて、運命の出会いを
してしまい、お買い上げ〜。
というパターンかな。

そんな感じで、本はちょこちょこ買っては
読んでいるのだけれど、
実は、ある衝撃的なことに気づいて
しまったのでした。(いや薄々勘づいてはいた)

本を読んでいる最中は
「ふむふむ、なるほどね。」などと思うのに
読んだ後に、ほとんど内容が頭に残っていない!
という事実。

自宅の本棚にたくさん並べられた本を眺め
「あれ?これってどんな内容だったっけか?」
と、また読み直してみたり。

そんな時、本屋さん(ブック◯フ)で
「東大読書」とい本に出会ったのです。

この「東大」っていうキーワードだけで
「あれ?頭よくなっちゃう系?」
それとも「難しすぎて全く読めない系?」
と思いつつ、装丁をみてみると

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく。』
と書いてある!

ぱらっとめくると、ご丁寧に大切そうなところに
マーカーが引いてある。
(どうやら、中古だからというわけではなく
元々そういう作りらしい)

ということで、私でも読みやすそうな気がして
「本の読み方を学ぶための本」である
「東大読書」を買ってみました。

著者は現役の東大生で、元々学力は
イマイチだったそう。
しかし、本の読み方を工夫したおかげで
読解力がググっ!と伸び、見事、東大へ。

私は、そこまで到達しないまでも
読解力が伸びるにはどうしたらいいかが
わかるだけでとてもありがたいと思ったので
読みすすめていきました。 

まずは、本を読む前の準備段階から説明があり
ふせんを用意して読み進めるスタイル。
そして、読む時には、読者ではなく
記者になったつもりで読みましょう。
とあり、納得。

本を読む目的は、
知りたいことの答えを探したり
著者の考えを学びたい。
というところなので、
そこをゴールに、いくつかの手法を使って
読むといいと書いてありました。

結果、まず1回では理解しきれなかった
(いつものうわの空読みになってしまう)ので
ふせん読みを2度繰り返し
それをノートにまとめてみて、なるほど!と
この本の内容は記憶に残ることとなりました。

しかし、この本にも書いてありましたが
「たった1冊を読んだだけで
わかった気になってもらっちゃ困るよ〜。」
というようなこともあったので
また違う切り口の本も読んでみようかと思います。

ということで、「東大読書」
本の読み方に自信がない方にオススメです。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?