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Final Band recording 12/13,14

またもや3ヶ月ぶりの投稿になってしまいました!
前回以降もちろんアップデートはあったのですが、現場での指揮取りで書き損じておりました!

いよいよフレデリズム3のレコーディングも佳境です。

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みなさんはアルバムの曲数ってどれくらいが良いですか?
サブスク、配信の時代になっても、ミュージシャンにとってアルバムとは集大成なので、当時のトラックを極力詰め込みたいものです。
アーティストによってはアルバム制作期間を設けて、短期集中で録るパターンもありますが、フレデリックは各「フレデリズム」の間の時期に作った曲全てから厳選する形です。
今回の曲数は詳細発表までのお楽しみとして、、過去の曲数をご存知の方は大方想像ができるのではないかと思います。

和田アキ子さんのYONA YONA DANCEのように発注を頂いて作り始める曲もあれば、「踊れる曲を作ろう」とか「ライブで盛り上がれるロックな曲を作ろう」といったように目的を持って曲作りに着手する時もあります。
特にアルバムの発売が決まりテンションが上がると、後者の作り方が加速します。
あとは時間と体力との戦いです。
特にツアーが始まってからの1からの創造はなかなか大変です。
そんな中、最近ではメンバーが小さなスタジオに集まって曲を構築していくパターンが増えました。
バンドなんだから当たり前と思うかもしれませんが、フレデリックはこれまで康司が歌詞も含め80〜90%くらいを自身で作って来てあとはバンドで肉付けをしていく、、、という進行方法でした。
バンドは意見が割れたり、個人のエゴのバランスが悪いと大変なんですが、このようないわゆる共同作業が上手く行った時は本当に嬉しいし、達成感も一際大きいものです。

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今日と明日で2曲のバンド楽器のレコーディングをします。
特に明日やる予定の曲は実はまだ70〜80%くらいしかできておらず、過去この段階で最終レコーディングに臨んだことはなかったです。
やはりアーティストも成長していく中で曲に対する拘りや期待に応えたいという欲求、前進したいし過去と同じレベルのことはできないというプレッシャーが生まれて来ます。
今までならサクッと作れていたものが、だんだん時間がかかるようになるのは当然の経緯です。
この2曲はツアー中の作業だったということもあるのですが、そういった諸々の精神的ファクターもあり時間がかかってます。

僕自身も最終的にどんな曲になるか楽しみです。
スタジオにいる人間全員で仕上げていこうと思います!

そんなアルバム曲、楽しみにしていてください!!

音楽制作ディレクター 伊藤

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