【こち活まとめ】こち亀41巻～50巻　１ツイートレビュー

1日1巻でこち亀の１ツイートレビューをし続けているのですが、その41巻から50巻のレビューについてこちらにまとめてみました。

こち亀内の面白レビューを探している方はご参考にどうぞ。

※紹介の都合上、多少オチを書いてしまっているものもありますのであらかじめご了承いただける方はご覧くださいませ。

こち亀41巻
1/2スケールのタイガー戦車プラモを組み立てるわ、麗子が飛行機から水着でパラシュートするわ、単色で住まいをカラーリングする人が7人(7色)いるわ、日暮が腐った畳に埋没してるわ、両さんの刑事時代がでるわの良作ぞろいの巻。

こち亀42巻
想像を絶するメニューのレストランが出てくるのだが、ここに出てくる「コーヒーラーメン」は実際にメニュー化している店があるそうな。
「ジャムコーララーメン」はマンガめしとして本気で再現されたこちらのブログが圧巻です。

じゃ、こいつ　ジャムコーララーメン！ | ネタごはん

こち亀43巻
部長にプラモを「上手に作れるといってもしょせんオモチャだろうが！」と愚弄された両さん。
麗子の案で仏像の木彫りに挑戦。
巨大なご神木をほりこみ、ビル三階分はある鬼のような仏像を仕上げ、見事に入賞する。
やはり麗子は両さんの理解者だ、という話。

こち亀44巻
パチプロ顔負けの両さん。
制服のまま打ち止めにして大量の景品を獲得。
そこから景品のラジコンを子供達に市価の半額で販売。
景品の化粧品やブランドバッグを婦警たちに売りさばくのを麗子に提案する。
仕入がパチンコな両さんのビジネス、だいぶいかつい。

こち亀45巻
麗子と両さんが手錠でつながれて鍵を犬に食べられてしまい、つながれたまま生活を送るという中２大好き設定なエピソード。
トイレ、風呂がいっしょどころかお見合いまでいっしょに出るはめに。
ちびっこの妄想がふくらむパターンです、はい。

こち亀46巻
英才教育を受けている4年生の少年が登場。
ラジコン、パソコンゲーム、プラモ、野球、サッカー、水泳、テニスと仕込まれ、毎日塾やアスレチッククラブのスケジュールがぎっしり。
録画したTV番組や映画を3倍速で見るという苛烈さ。
見習わなくては。

こち亀47巻
普通の内装で普通に作って普通に営業している売れない蕎麦屋を両さんがコンサルタント。
丼を欠けさせ、テーブルをつぶして店内をせまくし、看板を破壊して味を出すという。
席はたったの二席にして、店の主人はモヒカン&バニーガールに。
店は大繁盛に。実に興味深い。

こち亀48巻
麗子の父親と妹の優が登場。
「突然 妹がでてきたが・・・兄弟は何人いるんだ？」と両さんが父親に質問。
「これからの話の展開でさらに妹がでるか弟がでるか兄がでるか私にも予想がつかん・・・」とデッドプール的ジョークで答える麗子の父親が素敵だ。

こち亀49巻
ドールコレクターの矢野万太郎が登場。
コレクションの人形の服を毎週一回着替えさせ徹夜をしている。
服はすべて手洗い。人形の風呂は月一回。シャンプーは毎週。
1分間で15体の人形のパンツをはかせることが可能な自動パンツはかせ機を持っている。
まさにこち亀的。

こち亀50巻
経営がきびしくなったせんべい屋を両さんがコンサル。
まず、6月14日をバテレンタインの日として、男から女へせんべいをおくる日に。
まるで岩のような元祖げんこつ岩せんべい、塩の塊のような塩せんべい、家紋せんべい、文字せんべいとアイディアの宝庫で流石です。

★★★★★★★

両さんがコンサル的な立ち位置になり始めたり、人形の話がシリーズとして引き継がれたり、こち亀の続け方が確立され始めた時かと思われます。麗子と両さんというカップリングが甘酸っぱい時期でもありますね。