#86 人間 x 怒りを語る
怒りという感情について
怒りとは何なのか?
どうして人は怒るのか?
単純な事だけど
意外と冷静に分析したことがなかったので
今日はちょうどいい教材があって
その内容を共有します
怒りの根源に
自分自身が焼かれてしまわぬように
怒りの根源が何のか?
考えてみましょう
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そもそも"怒り"という感情は?
イメージ的に爆発力があって
瞬間で感情が沸点までいく感じがしますが
実は”怒り”は2次的な感情である
2次的ってことはその前には
別の感情があります
それが
"悲しみ" ”困惑" ”虚しさ"
という1次感情です
”何で裏切ったんだよ…”
”どうして俺だと決めつけるんだよ…”
”あんなに優しくしてたのに…”
こういった自分の中の1次感情の防衛の為に
"怒り"は生まれます
怒りとは自己防衛の感情
この時怒りに感情を向けるのではなく
その前の一次感情に注目しましょう
一次感情は何なのか?
今自分は悲しんでいるのか?
虚しいのか?
困惑しているのか?
これを冷静に対処するために
短期的な解決策として
まずは怒りを感じた瞬間6秒待つ
この6秒と言う時間の間に
自分の一次感情を見極めます
怒りが落ち着くまでの時間が
一般的に6秒だと言われていて
この間にやるべきことは
怒りを0〜10で数値化する
0は無風状態として
10はあなたが今まで生きてきた中での
最大の怒りを想像します
その0〜10の間で
今感じている怒りはどれくらいだろう?
そう自分の中で点数をつけます
そうしている間に6秒はたっているはずなので
自分がつけた点数を冷静に見つめてみます
”まぁ怒りは湧いたけどこの程度だな”
”これは3点だし怒ってもアホらしい”
こんな感じで一次感情に注目してから
怒りに点数をつける
長期的に怒りの感情を改善する場合は
日常的に記録に残す習慣をつけましょう
必要な項目は
日付・場所・内容・点数
ちょっとした怒りでも
何でもメモして後で見返します
そうすると
”自分がどんな時に怒りを覚えるのか”
”どう言う人に怒りを覚えるのか”
自分の知らない自分の欠点と言うか
改善ポイントが見えてきます
そもそも怒りは
一次感情を見つめる作業を吹っ飛ばしてしまった状態
手間を惜しまずに訓練する
これを積み重ねていくことで
怒りに支配されない
メンタルを作り上げていくことができます
そしてもう一つ
相手の怒りは自分では変えられない
どんなに自分だけが一次感情を冷静に判断しても
相手もメンタルケアをしているわけではありません
その時できることは
相手の一時感情が何なのかを見極める
アドバイスではなく共感する
相手に寄り添うことが大切です