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夫婦とは、理想の家族とは、マッチングが大事

2021年8月20日
自分が結婚したら、どんな家庭を築きたかったか。

「明るく温かい、そしてワイワイ賑やかな家庭」を思い描いていた。

だから頭の中には、子供3人いたし、優しい旦那さんいたし、わざわざ口には出さないけど、誰かに話はしなかったけど、妄想の中の理想的な家族。

私は自分のことが嫌いだった。

自分をヤバいやつだと思ってた。

自己否定しまくり、どんなにやってももっと頑張らなきゃって思ってたし、満足しなかったし、足りないと思ってたし、ダメな人間だと思ってたから、

私に結婚しようと言ってくれる人がいたことに驚いた。


「え?こんな私でいいの?」と思ったのが正直なところだった。


私は自分が結婚するまで他の相手と結婚するチャンスもあったんだけど、縁はなかった。


私は愛情表現が下手。人にストレートに「大好き」や「愛してる」って言えるタイプではない。

スキンシップも、自ら相手の胸元に飛び込んでいけるタイプでもなくて、どちらかというと、距離を保っちゃう。


母もそんなストレートに伝えるタイプでもなかったし、毎回ギュッとハグされて育ったわけでもなく、かといって、私からギュッー!!ってしてー!!って言うタイプではなかった。逆に妹は抱きしめてもらうのが上手だった。素直に言えるタイプだった。

私にはその「素直に甘える」というのができないし、誰かにすることも上手ではない。

努力してもムリ。

だから、可愛い女子ではないし、守ってあげたい女子でもなければ、か弱い女子じゃない。

どちらかというと男性性が強い。

自分には理想の家庭があったけど、私は子供達に毎日愛情たっぷり、ストレートに表現できるとは思えなかった。

毎日「大好きよ」と言える母として、愛あふれる母の私が想像つかなかった。

私のストレートな愛情表現ができる母親が想像つかなかった。

子供が嫌いじゃない。むしろ子供は大好き。9歳離れた弟がいたからお世話は得意。

子供は好きだけど、愛の伝え方は下手。

そんな愛の表現の仕方が下手な私の結婚相手は、ストレートに伝えられる旦那であった。


付き合うなかで、小さい子供が好きだってこと、子供と接する時、仕事中の対応をみてて(旦那は会社員時代の先輩)すごい優しい人だと思っていた。

仕事の時、細かい厳しいこともあったけど、例えば部下がミスしたとしても、なぜこうなんだ?とミスをしたことを責めない。

事情は確認するけど、ミスした理由を責めない。そこは事実として受け止めて、大事なのはそこからどうするかってこと。

未来を提案する。

もう終わったことなんだしってところ(過去)をイチイチ掘り下げないタイプ。


人を責めない優しい人。


何かあったとしても、責めずにただ事実を受け止め未来を前を向いて行ける人なんだと思ったこと。


こんな人だったら、きっと家族に何があっても前を向いていけるんだろうなと思ったことと、優しさで家族を包んでくれる人なんだろうなとどこかで思っていた。

愛情表現が素直、優しい、包み込む、温かい雰囲気。


私はその時はそこまで意識したことはなかったけど、私の思い描く理想の家族にピッタリマッチしたんだと思います。


相性みたいな。


私の愛情表現が下手だっとしても、彼が伝えればいい(できるから)、私が強くても、彼が優しく受け止め包み込めばいい、私が男らしくても、彼が女性らしい柔らかさ(雰囲気)を出せばいい。彼が家族の中心となって楽しく子供たちと喋ればいい、私が聞き役だから。


私にできないところは、彼ができる。

彼ができないところは、私ができる。


私は子供は好きだけど一緒に遊ぶのは下手くそというか一緒になって遊びたくない。見るのは好きだけど、一緒になって一生懸命遊ぶのは苦手。

彼はそれをやってくれる。一緒になって子供と遊ぶ。


数年前は、いつからかゴミのような感情で、なんでこんな人と結婚したんだろうとか、私1人で育ててます!!って感じで育児や家事をしてきたけど、1人で家族を守るのはムリだったんだってこと。


私1人いれば家族が成り立つと思っていたけど、もし、そうなっていたら、家族崩壊していた。


旦那がいて私がいて家族がいる。

そのバランスがうまくとれて今の家族なんだと思う。


本当は私が稼ぎたいから、家族を支えたいからそこはまだ私の理想にはなってないんだけど。

私が前に立ち、旦那は私を支えたいという。自分が立つタイプと、サポートするタイプ。ポジションもお互い理想通り。


趣味や価値観や好きな食べ物やこだわりや、全て、どちらかというと合わない。真逆笑


でも、なんだかうまくいっている。


こんなダメな自分と結婚してくれた素晴らしい人だったから、そこの感謝は忘れてはいけないなと改めて思ったのでした。


マッチングアプリでは決してマッチできないこの凸凹がうまくハマった2人なんだと意識しておこうと思います。


★子供中心の写真と共に私の呟き付きでInstagramにて日々更新中



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