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もしも学校に行く以外に選択があったとしたら

20200622
先日ふとホームスクールについて調べ、なんでホームスクールなのか、ということですが、私は幼いころから学校は嫌いではなかったけれど、友達もいて、給食も食べて、大切な思い出がいっぱいだったけど、学校へ行く必要って?をずっと感じていました。


小さいころは、好奇心旺盛で、外で遊び、家の中で遊び、自由を求めて過ごしてきましたが、学校では私の好奇心と自由は100%出せるものではありませんでした。何より競争、比べるのがすごくイヤだったのを覚えています。

まぁ、保育園の時は保育園から脱走し(記憶なし)、幼稚園では野猿並みに男の子を泣かせて、保護者の方に母が謝罪することも。小学校では、男の子と喧嘩して、授業中断して先生がそのまま喧嘩させてくれ、そのあとみんなを巻き込んで学級会、おとなしい女の子ではなかったんです。

でも年齢を重ねれば重ねるほど、私はみんなと違う、違うと学校に居づらいと思うようになり、みんなの中に入り、集団生活では目立たないようにしてきました。かけっこだって目立ちたくないので1番になろうとするとスピードを落として2,3位。小学校高学年、中学校では真面目に生き、たいして面白くもない自分になっていきました。その当時はそれでいいんだと思っていました。

大人になるまでそれは変わらず、みんなと一緒だと目立たず平和に暮らせると思って、真面目な人間になりました。
結婚して子供が生まれ、私はママとはこういう人でなければいけないというまともなママでいようとして、それはそれは面白いことも何も言わない、普通のママになりました。

独身時代よりさらに真面目に生きるようになったので、数年ぶりにあった韓国人の仕事仲間に、面白くなくなったねーって言われショックを受けた覚えが・・・・。
子供を産んだら母は子供の模範でいなきゃいけないと思っていた私は、家事育児優先、飲みに行くこともほとんどせず、母らしく生活してきました。でも、私にとってそれは特に苦でもなく、結婚して子供がいて、家があって、仕事をして、何不自由なく暮らせていることに不満なく生活していました。頭の片隅に、もっと自由でいたい願望が少しだけあったけど、それを見ないふりして10年、もっと自分には何かができるはず、もっと楽しいことがあるはずと、人生100年時代と言われるけど、私は死ぬ間際、幸せだったと自信を持って言えるのかなと、どうせなら本当に本当に本当にやりたいことを見つけたいと思うようになって、2020年に入って、自分にきちんと向き合うようになりました。今まで見て見ぬふりをしてきた、自分の人生、振り返ると面白いですね。

そんなこともあったよなぁなんて思いながら、自分が小さい頃に感じてたものを思い出してブログに書くようになりました。

仕事がうまくいってないとか、やりたくないとか、そんなことではないんです。
子供たちがマインクラフト(マイクラ)に夢中になっている姿を見て、羨ましいと思ったんですね。
夢中になることで、こんなに目がキラキラ、急に自信を持つようになる、何時間でも何週間でも夢中でできる、知識を探求して自分から必要な情報は調べる、嫌いなことだったらやることさえ、嫌がるのに苦なくできる、子供がまるで自信をつけて自立しているように見える、この姿が頼もしく、羨ましく、安心してしまうんですね。
この子なら大丈夫。

そう思えるんです。

だから私は子供たちにこの夢中になる!とことんやる!、得意とすることをやってもらいたいって思いました。
子供たちのおかげで目が覚めました。私も昔を思い出して、夢中になる何かをしたい。

そのために自粛生活中は自分を振り返り、思い出し、自分の好きなこと、苦なくできること、無意識でやっていることを、ずっと考えました。


で、私は心地いい空間が好きってことと、学校へ行く必要はあるのか?ってことを考えながら過ごしてきたことを思い出しました。

学校は嫌いじゃないけど、でも家のほうが心地いいじゃん!家のほうが楽しいじゃん!自由でいられることが私にとって心地よかったんです。

って考えたら、もし私が小さいころ学校へ行く以外の選択があったら良かったのになと思うようになりました。義務教育=学校と今まで思ってたので、そうではなかったんですね。
親が子供に教育を受けさせる義務。学校以外の選択もあったんです。
きっとうちの場合は、母は教員免許を持っていたので臨時で教師したり、幼稚園・保育園の先生をしていました。祖父母は元教師、定年後は塾の講師と、家で塾、たまに翻訳、英語に携わっていました。叔父は学習塾経営、現在は保育園と学童を経営。身内が教育関係なので断固反対されていたと思います。
きっと当時は当たり前のように学校へ行く選択以外はなかったと思います。


私は最近学校以外の選択方法があって、ほっとしました。
もし、子供たちが学校に行きたくない(自分がやりたいことがなくてつまらない)と思っているなら、意地でも行きなさいよ!って言わなくて済むので。
本人たちの意思で行きたくないと言ったら学校以外の選択を提案すると思います。
決してアンチ学校ではありません。家では学べないこともたくさんありますし、家では体験できないこともあるので。
でも、それよりも子供たちが自由に楽しく、イキイキと自ら学ぶようになれば、子供たちの才能を伸ばしたいと思うし、必要なことは自分で気づき学んでいく、自分が足りないと思うことは自然と親が言わなくてもやるんじゃないでしょうか。そうやって成長していくと思います。

娘は景色が好きで、空の写真や綺麗だと思う景色を見ると写真を撮ります。センスがいい!撮り方1枚にしても私にはないセンス。息子も独創的な絵を描くので、娘と息子に同じお題で絵を描かせると、例えばお題がサメの絵だとしたら、娘は横向きで泳いでいる絵、息子はサメが口を大きく開けた正面の絵、表現の仕方が全然違います。2人とも絵を描くのは好きなので、絵を描くときは何時間も座っていられます。

クリエイティブな才能をそれぞれが持っているのでもっと伸ばしたいなと、疑問と好奇心をもっと持ってほしいし、たくさん体も動かしてほしいし、のびのび育ってほしいと思います。
大学、いい企業に入るための試験勉強、学習の時代ではなくなってきています。それよりも個性を大切にし、自分たちで自立できる力を養ってほしいと思います。

私は心地よい空間が好きなので、もしホームスクールを選択をしたなら、心地よい空間で学べる環境、最高だと思います♪
昔私が感じたように、家のほうが心地いいじゃん、思ってくれたら私も嬉しいです。
(※今のところテンションが上がらないまま学校へ行っていますが)

ホームスクールを選択すると地域によっては月1学校に進捗状況を報告する必要あるようですが、月1でいいなら、

私は子供たちと一緒に海外を旅して世界を一緒にまわりたい、

今日ふとそう思いました。綺麗な景色を見て、遺跡を巡って歴史を学んで、文化を学んで、人種を学んで目で見て感じてほしいなと思います。
一緒に行けたら最高なのにな・・・・・なんて夢をみながら思わずワクワクしてしまったのでした。

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