学校が嫌いで苦手で嫌で嫌で仕方ない君へ

こんばんは、小西里です。4月に入り、入社式や入学式、進級式が行われたことと存じます。お疲れ様です。

私は学校が嫌いでした。先生もいい人だったし、別に学校は汚くないし、友達も何人かいました。それでも、嫌いでした。教室が嫌いでした。皆で一緒に同じことをするのが苦手です。特に私のクラスは、みんなで何かするのが好きなクラスで、居心地が本当に悪かったです。

演劇は役者やスタッフが別々の、それぞれ与えられている作業をこなすので、ゴールは同じでもゴールに至るまでの過程は違います。そこが私と合ったのでしょう。そういえば演劇を本格的にやろうと思ったのは高校生の頃なので、そういう面でも学校には感謝しています。

それでも嫌いでした。


だから、これから言う言葉は、学校に最近行きたくないな、学校が嫌いだな、と、思っている方に捧げます。


忘れないでください。

世界は広いこと。

学校が全てでないこと。

物事は多面的であること。

好きなものを学ぶ楽しさのこと。

「皆苦しいんだから」「誰だって悩んでる」

そんな言葉は慰めでもなんでもないこと。

「皆って誰だ、誰だってって何だ。今は俺の話をしてるんだ。俺の苦しみを聞いてくれ。」

と、啖呵を切れたら、君はとても勇敢なこと。

啖呵を切れずとも、その場から逃げられたなら、

君は賢明な判断をしたということ。

「明日はきっと良いことがある」

この言葉は嘘だということ。

良いこととは、生きて、生きて、生きて、生きて、生きて、生きて、生きて、

「ああ、良かった」

と思えるような、

生き抜く者に与えられるものだということ。

忘れないでください。

人には休むことが大事だということ。

忘れないでください。

悲しくて辛くて苦しくてどうしようもないときは

泣き叫ぶことができるということ。

泣いて、叫んで、叫んで、泣いて、

何の解決にもなりはしないけれど、

少しだけ体が軽くなること。

泣きながらも懸命にもがいて前に進む姿は人間らしく美しいこと。

忘れないでください。


皆様の今後のますますの御活躍を、お祈りしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?