はいはい補足補足反省会

こんばんは、驚くほどに小説が書けない里です。いやまあ脚本も詩もそこまで上手いって訳じゃないんですけど、小説はまじでびっくりした。何に一番驚いたかというと、自分の書きたいことばかり書いているため圧倒的説明不足。あと個人的に地の文が慣れないため、地の文を書いているとちょっと飽きる。なんなんだろうなあ。台詞で説明する癖がついているからなのか。はたまた複雑な世界観を作っておいて、まあそんな世界だけど楽しく生きてまーすいえーい!みたいな脚本ばかり書いていたせいで、世界観をいちいち説明するのがかったるいのかもしれません。あと表情!脚本だとまるっと感情面はお任せしますが、小説だと感情や内心が書ける!つい書いちゃう!でも上手くいかないんですね、これが。

とりあえず前回の短編小説、というより小話はこちら↓

こちらは私がたまにnoteで記事にしている自作脚本『普通じゃないってだけの話』の登場人物を使った小話です。別に仲は悪くないけどそこまで良くもない、でも仕事仲間として信頼している二人の関係性を書きました。

そして自分で読み返してみて、平上さんが何故刺されたのかが明記されておらず、また平上さんの不老不死についての説明が雑すぎるので、今回はその二つを補足していこうと思います。

平上さんが刺されたのは事件に巻き込まれたからです。加護を信仰する怪しい宗教があるらしいので調査に向かい、本当に怪しいことをしていたため制圧しようとしたら刺されたわけです。平上さん曰く、怪しすぎて萎えた、らしい。それでも隙は見せずに制圧していたら急に人質を取り出してもっと萎えた、らしい。さらに人質を救出したらしたで平上さんの呪いを加護だと勘違いして人が集まってきてものすごく萎えた、らしい。あまりにも制圧しづらい環境で、しかも途中刺され、平上さんはもう本当に内勤になりたいと心から願った。この事件の顛末を聞いた、キリスト教の信者である従二谷さんは、信仰が招いた恐ろしい事件の収束に十字を切り、平上をはじめとする現場で働く人々の健康を祈った。ちなみに従二谷さんは加護を持ってから視界がうるさくなるし人が弱っているところを全部見ることができるのは、なかなかに精神的に堪えたため、そこから藁にもすがる気持ちでキリスト教の教会に通い出した経歴があります。

平上さんの不老不死に関して、まず実年齢ですが、知りません。鎌に選ばれたのが二十七歳なので、ずっと二十七歳です。正直二十歳くらいに見える童顔ですが、立派なアラサーです。さらに不死に関しても、どんなに体が滅びようとも生き続ける系の不死ではありません。ちゃんと五体満足で居続ける系の不死です。あの、パイレーツオブカリビアンのコインの呪いで不死になる代わりに骨だけになる、みたいな感じでは一切ありません。これは何故かというと、鎌にとって自身を振るってもらう人を選んでおり、せっかく選んだ者が健康体でないと思い切り振るってもらえない可能性があるため、それを解決するためにちゃんと選ばれたものの病気は治します。ただし完治はすれど時間はそれなりにかかるため、平上さんは基本的に他の患者と同じ扱いを受けています。

えー、こんなに長い文章が省かれていたわけです。小説はあまり向いていないのかもしれないですね。とはいえ今後もたまには投稿したいのですが。

ちなみに従二谷さんはジュニア、平上はガミというあだ名があります。平上さんは別段ガミでも良いと思っていますが、従二谷さんはあまり気に入らない様子です。

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