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オリンピックで気になった国について紹介してみるvol.2-③ ニュージーランド

今回はごはん編です。

ニュージーランドに行く前は、あまり期待していませんでした。
ごはんが美味しいという話は聞いたことがないし、何よりイギリスベースだし(イギリスも不味いという訳じゃないんですけどね…味がしないだけで)

でも実際行ってみると、美味しいものにたくさん出会えました。
ごはんが美味しいって毎日過ごす中で大事ですよね。

ワーホリで長い間過ごしたこともあり、外食とスーパーに分けてご紹介します。

1. カフェやレストラン

ルーツはやっぱりイギリス

イギリスを代表するフィッシュ&チップス(白身魚のフライとポテト)はニュージーランドでも人気。
レストランにもありますが、持ち帰ることが多いです。

人気店のフィッシュ&チップスは衣が軽くてサクサク!
そんなお店は人の列が出来ているのですぐ分かります。

ちなみに「持ち帰り」は日本ではテイクアウトtake outと言いますね。
これはアメリカ英語で、ニュージーはイギリス英語を使うのでテイクアウェイtake awayが使われます。

パイやタルトも定番メニュー。
特にパイに至っては、毎年一番のパイを決めるパイ・アワードなるものまで開催されています。

日本ではスイーツのイメージですが、こちらでは肉や野菜・チーズなどおかずのものがメインです。

軽食でも食事のプラス1品でも!

ニュージーといえばラム

ニュージーといえば羊。羊といえばラム。
スーパーに行くと牛の次に必ず並んでいる肉の定番です。

私は日本でラムを食べたことがないので比較できないんですが、ニュージーのは新鮮で臭みが少ないので食べやすいんだそう。

結構評判の良いステーキ屋さんでいただいたんですが、私はポークやビーフの方が好きかな〜食べ慣れないというかちょっとクセが^^;

ローストして薄くスライスしたやつは美味しかったので、初めてラムを食べる場合はいきなりステーキでガツンと行くよりローストの方がオススメかもしれません。

ショーケースから選ぶカフェごはん

ニュージーのカフェに行くと、レジ横のガラスケースにたくさん料理が並んでいます。

それを注文すると、お皿に載せて(ものによっては温めて、サラダやソースをつけて)持ってきてくれるというシステム。

海外のメニューって文字のみで、実際出てくるまでどんな料理かよく分からないことも多いんですが、これだと実物見て決められるので助かります。

ドリンクや今日のランチは手書きのメニューから
ホカホカになって出てきます。これはラザニア。

どんなド田舎にもある「SUSHI」

ニュージーの人にとってスシはファストフード感覚。
どんなに小さな町でも「SUSHI」の看板を見かけるほど身近です。

とはいえやはり生の魚は食べないようで、具材はもっぱらスモークサーモンやエビ・ツナそしてチキン。

詰め合わせになっているものも人気です。

ランチの定番SUSHI-BOWL

2. 巡って楽しいニュージーのスーパー

日本とニュージーのスーパーの違い

ニュージーでは3つのチェーンスーパーが全国をカバーしています。

野菜は欧米と同じく量り売りが基本。
レジに量りがついていて、買った分の値段を出してくれます。

ちょっとびっくりしたのは、結構大きいナッツ&フルーツコーナーがあること。こちらも好きな分だけ袋に入れて買うことが出来ます。

ジップ付きの袋に入れて備え付けのペンで商品番号を書けばOK!

仕事の合間や登山の時なんかに便利。

肉コーナーにラム肉が並んでいるのは先にも書きましたが、他にもソーセージが日本のものとちょっと…いや結構違います。

日本の2倍くらいの長さと太さ、あとお値段。
種類も日本では普通豚のみですが、ニュージーではビーフ・ラム・ポーク・チキンがあります。

日常的にナイフを使う国だからこその大きさ

逆に日本より小さいのがコチラ。
トーストは日本のものの大きさ・厚みとも2/3程度で、その分入っている枚数が倍以上あります。

これはサンドウィッチ用ですが厚切りなので普通のトーストもこれくらい

日本のものはこれだけ揃う

お米のコーナーもあり、ジャスミンライス・アロマティカ・ミディアムグレイン(東アジアで食べる粘り気のあるお米。日本のはコレ)などそれぞれの国で食べられるお米が揃っています。

MEDIUM GRAIN(長いのと短いのの中間くらいの穀物)

私が実際買っていたのはコレじゃなくオーストラリアで作られたものですが(日常になってしまって写真を取り忘れていたみたい^^;)、日本のものと遜色ないお米が、少量から(2kg)普通にスーパーで買えるのでとてもありがたい。

移民コーナーの日本スペースにはこんなラインナップが。

TOFUは冷蔵コーナーにあるのと常温OKのパックのものが

納豆はさすがにアジアンかジャパニーズスーパーに行かないとありませんが、豆腐や味噌、料理用酒・みりんなどは普通のスーパーで買えちゃいます。

さすが移民の国!

日本人も知らないキッコーマンの世界
カレールゥはS&Bが強い

ちなみに巻き寿司を作るための材料も一式スーパーで揃います。

焼海苔3種類置いている国・ニュージーランド

海苔・すし酢・わさび・しょうが。
写真にはないですが、お寿司用のお米まであります(ちょっとお高め)。

これはたぶん日本人だけでなく、ヨーロッパ系やニュージーの人も巻き寿司が好きだからですね。家に巻きすがあって、昨日はスシロールにしたよ〜という声を何度か聞きました。

私が「巻き寿司巻いたことない」と言うと「日本人なのに!?」とびっくりされます。
「抹茶点てられない」と言うと失望されます。

イタリア人に「ピザ作って」と言うと「作ったことない」と返されます。
中南米の子は結構ピザを手作りしてくれます。

文化って面白いですよね。

もっと伝えたいことがいっぱいあるのですが、キリがないのでニュージーはこの辺で。

楽しいし安全&親切だしごはんも美味しいので、旅行にオススメの国ですよ。

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