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創価学会から折伏攻撃を受けていた東北福祉大

 私のいた東北福祉大学なのであるが、一応、曹洞宗の仏教系の大学ではある。曹洞宗は仏教でいえば禅宗の一派であり、決して日蓮宗や日蓮正宗ではない。

 むしろ、創価学会や日蓮正宗からは禅宗は『禅天魔』ということで最も間違った邪宗ということで激しく攻撃されて、東北福祉大学は折伏して改修しなければ仏罰が下るような間違った宗教の代表ということで、昔、創価学会や日蓮正宗からは激しく批判を浴びていた。

 昔、創価学会に折伏大行進という強引な宗教勧誘を繰り返し、社会問題化した際に東北福祉大学は禅宗ゆえに「東北福祉大学から禅天魔を追放せよ!」ということで創価学会の折伏大行進の標的にされていたこともあったという。

 遺跡ねつ造事件の一件で東北福祉大学の考古学研究室に出入りして、ねつ造に邁進していたFは仏教系の東北福祉大学だったから彼の正体は創価学会信者という説がずいぶんと出たが、この件に関しては残念ながら私は違うと考えている。

 宮城県の創価学会関係者や日蓮正宗関係者は東北福祉大学は禅天魔の巣窟ということで邪宗ということで猛批判し、禅宗の間違いを折伏しないといけない、ということで批判の対象にしていたわけで、Fが創価学会関係者というのはどうも腑に落ちない。

 創価学会・日蓮正宗は昔、東北福祉大学に対して禅天魔の邪宗大学ということで折伏を執拗に繰り返していた

 遺跡ねつ造事件のFの件で東北福祉大学が池田大作の本尊摸刻問題やニセ本尊のようなねつ造に関与し、Fは創価学会関係者で、Fのねつ造を擁護してきた東北福祉大学は創価学会と癒着?みたいな説が出ることがあるが、これは事実とは反する。

 そもそも日蓮正宗・創価学会が忌み嫌う禅宗の影響下にある東北福祉大が創価学会や日蓮正宗に乗っ取られているわけでもなく、むしろ、日蓮正宗や創価学会からは激しい折伏を浴びて、大学当局も創価学会や日蓮正宗側の宗教勧誘や折伏や法論には迷惑していたというのが実情だったと思う。

 Fが創価学会関係者で仏教系の東北福祉大学が創価学会と癒着し、ニセ本尊や池田大作の本尊摸刻問題のように考古学で土器・石器のねつ造に邁進したなどという説はどう考えても成り立たない。

 むしろ、東北福祉大学関係者は日蓮正宗・創価学会に対して癒着以前に同じ仏教徒としても批判的というか、敵対的だったとしか私は思えない。

 昔、東北福祉大学に創価学会関係者がやってきて「お前の東北福祉大学の母体になっている曹洞宗は禅宗で邪教。禅は禅天魔であって最も悪い仏教の宗派。だからこそご本尊を拝まないと不幸になる」

 「東北福祉大学は邪宗の害毒に汚染させている。禅は禅天魔。第六天の魔王。福運を得るためには創価学会に入信して魔を払わなければならない」

 「池田大作先生を拝まないと禅天魔の東北福祉大学の君は絶対に不幸になり、呪われた人生を送る」

 こんな感じで創価学会の青年信徒が東北福祉大学に何度も折伏攻撃を繰り返して、大学周囲でトラブルも絶えなかったというのが実情だったのだろう。

 日蓮正宗は今は創価学会を破門してしまったが、創価学会と日蓮正宗が一体の関係にあった時代は禅宗や曹洞宗に対する批判は相当、激しいものがあり、連日のように折伏という名の宗教勧誘が東北福祉大学の周囲で多発し、大学当局も学生も創価学会関係者の扱いには困っていたのではないだろうか?

 東北福祉大学当局や学生の創価学会に対する評価はお世辞にも余りいいものではなかったのではないか?

 今も東北福祉大学のOBで創価学会や日蓮正宗などの原理主義的な日蓮仏教には批判的な関係者が多いような気がするのだが。

 むしろ創価学会の折伏や勧誘活動には敵対心を持つ者も多く、東北福祉大学も創価学会といえば嫌悪感を抱く仏教系のカルト宗教の一派のように考えていた、と私は思う。

 私は遺跡ねつ造事件のFが創価学会の信者という説には批判的でありえないのではないか?と思うことがしきりだ。


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