読書法⑦魂のシナリオ攻略
*前回のおさらい
前回の課題もストーリーが多い課題でしたが、いかがでしたでしょう?
物語が多いのは第6回にも書いたとおり、イメージが苦手なあなたにも、
イメージを取れるようになってほしいからです。
○物語を読むことが苦手
○感情移入をすることが苦手
○感情を動かすことが本当は悪いことだと思い込んでいる
○人の気持ちがわかりにくい分、自分の気持ちもわかっていない
という方は、イメージを取ることが苦手な人が多いのだろう・・というわたしの出した統計からのアクションだったわけです。
*イメージがなぜ大事なのか?
イメージが大事なのはあちらこちらで言われている、書かれていることですが、実際にあなたがより鮮明なイメージを取れるようになると、
○あなたの人生にやりたいことをやる、という決断が促されます
○決断することで、そのイメージが確信されていきます
○確信されたイメージは現実化せざるを得なくなります
○やがてあなたの夢は夢でなくなり、たくさんの憧れが実現可能になる
そして、
○日頃、あなたの心は感じないように閉じている
そんなあなたに気づいてもらいたいからでした。
*いろいろなことが変化してきた
これまでに皆さんは、いつもは自分で決して手に取らない本にチャレンジしたり、並行読みという一般的には難しいと思われることにチャレンジしたり、ノートに自分の感じた大切なことと実践を書き綴ってみたり。いろいろなことにチャレンジしてきましたね。とても素晴らしいです。
そして、この第7回を読んでさらに面白い人生を作るようになっていってほしい、そう願っています。
なのでこの第7回は、あなたの物語を紡ぐことをお伝えします。
ここまでにさまざまなことが小さな変化を繰り返してきているはずです。其のような小さな変化を大事にしながら、ここまで進んできたことを大事に先に駒を進めましょう。
*人生映画の主人公だから
わたしの授業や、ブログなどで学んでくださっている皆さんは既にご存知かもしれませんが、
「魂のシナリオ」はみなさん一人一人異なる人生映画のストーリーを、
生まれてくる前にあの世で自分自身の手で創作し、書き出し、配役を発表してこの地上に生まれてきました。
そこにはあなた自身の本当にやりたいこと、成したいことの大筋が書かれており、それに沿って生きるようになると自分自身がよりスムーズに成長していくことができるヒントがたくさん書かれています。
そのシナリオのテーマ、これがあなたのミッション(人生の使命)な訳ですが、そのシナリオ、実は読書を繰り返していくことでだんだんわかっていくことができるのです。本を読み進め、書き出し、ベイビーステップを行っていくことを繰り返す。
そうすることであなたには必然的に「好き」なことと「嫌い」なことが明確になってきたはずです。
●心地よい言葉とそうでない言葉
●自分がすぐに取り組めることと、そうでないこと
●人に伝えたいことと、そうでないこと
などを通して、あなたの中には「好き」か「嫌い」かという基準が出来上がってきているはずです。
*必ず、魂のシナリオが存在する
そのシナリオに描かれた一番核の部分。それがあなたの好き嫌い。に現れるのです。
メモを取ってきた大切なあなた専用「成功の教科書」を今見直してみてください。
あなたが好きなこと、あなたが奮起させられる言葉、注意しなくちゃと思った言葉、ワクワクしたセリフ・・・etc
そんなことが記されていますね。
書き出しているときのあなたの中の素敵な記憶を思い出しながら、あなた専用の「成功の教科書」をぜひ読み返して欲しいのです。
●何をやりたいと思っているのか
●どうやってやっていこうと思っているのか
●だれに頼んだらうまくいくと思うのか
それらは、実は書いてきた教科書の中にたくさんヒントとして現れているはずです。
こういうこと話せる仲間が欲しいな、
そう思う時、すっと脳裏に浮かぶ誰かはいませんか?
その人は、きっとあなたのサポートをしてくれる仲間となる人に違いありません!!
ぜひ久々に連絡を取り会ってみてください。実際にその人に会い、この読書レクチャーを読みながら学んできたことや、あなたの夢を話してみましょう。
そこから、あなたの魂のシナリオはぐんぐんと開かれ、あなた自身が深く理解するようになっていくでしょう。
そうしてあなたのストーリー(物語)がそこから始まるのです。
物語を紡ぐには、課題で読んでもらっておわかりの通り「登場人物」が必要です。
その登場人物はあなたのライバルや、嫌な上司かもしれません。
そうだとしても、その「嫌い」がわかっているからこそ、「こういうのは嫌だ。こっちが好きだ!」と好きという正体がわかってくるのです。
だから嫌いなことや嫌いな人ほど、あなたが成長していく、そして成幸していくための道しるべとなってくれる役割の人なのです。
あなたの行動に必要なアドバイスをくれたり、一緒に頑張ってくれる人、同じような夢を叶えたいと思っている人たちと出会っていってください。
*物語は、人との出会いよって進展する
あなたから誘うことを怖がらないで。
断られたら、都合が合わなかったり気分が乗らなかっただけですよ、くらいのラフな感覚であなたから誘ってみたら良いと思います。
誘われて喜ばないひとってあんまりいないでしょう?
あなたはよほど嫌いなひとでもない限り、誘われて断ったりしますか?
(もちろんタイミングや金銭などの事情はあるかもしれませんがそれはおいておいて)嬉しかったら断らないのではないでしょうか。
*純粋な反応に刺激されてわかる
人と話をできたときは、そこであなたの感情がどんなことに沸き起こってくるかに注目してください。
そして、その感情の種類には大きく分けて2つあります。
(1)ワクワクドキドキ、うれしい感じ→心地よい気持ち良い感じ→好き
(2)イライラギリギリ、ムカつく感じ→心地悪い気持ち悪い感じ→嫌い
魂のシナリオはあなたが魂から喜べるようなヒントをあなたに送ってきます。それが感情を通してみつけられる「直感」です。
「直感」はネガティブな方、つまり(2)を中心にしていくこともできるので、要注意です。
嫌い、辛い、イライラ、どうしていっつもこうなんだ!!っていうことにではなく、うれしい、たのしい、本当にやりたいと明るく気持ちが上がるような(1)の感覚をベースにしていくことが望ましいです。
イライラしたり、苦しくなったり嫌だと思うことがあっても、それは人間だから誰しもあります。
うまくいく人は、(2)の感情をうまく(1)の感情にチェンジ、転換できしているのです。
あなたのストーリーをあなた専用の「成功の教科書」に基づいたベイビーステップでどんどん楽しく自由に作り変えていけばいいのです。もしうまくいかなくなり(2)の感情が出てきたら、
『これはどうしたらもっと良くなる?』
と考え方を切り替える質問をしてみましょう。『もっとイライラしないやり方はないか?』でもいいかもしれません。
*頭で考えない、感じて決める
好きか嫌いかは、考えて決めるものではありません。感じた瞬間に既に決まってしまうものです。なので、「感じること」を中心にしていくだけで、あなたのやりたいことができるように近づいていくのです。
そしてやりたいことがやれることに変わっていき続けると、あなたの周りには同じようにできないと思っていたことをできるようになっていきたいひとが増えてくると思います。
そういう方たちがあなたのクライアント、未来のお客様になるひとなのです。
だからこの過程をしっかりと踏んで、あなた自身の経過を記録して他の人にお伝えできるようになればビジネスに変換できる日もどんどん近づいて来るということですね。
*今週の推薦課題図書
●小林正観 ありがとうの神様
http://www.amazon.co.jp/dp/4478061874
●トニー野中 たった1年で、誰でも幸せな金持ちになる 世界の大富豪2000人がこっそり
おしえてくれたこと
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●原村和子 アラフォーからもっと幸せになるためのルール
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●あなたの選んだ本1
●あなたの選んだ本2
今回からはあなた自身が「本を選ぶ」ということも課題になります。1〜2冊を自分の目で選んで読んでみましょう。
どういう本を選べば今知りたいことが補われるのか、ほしい技術がどのようにしたら身につくのかということを知るチャンスです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
本屋さんが近くで開いている場合は、ぜひ本屋さんにいってみてくださいね。