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フランスで感じたことを書く雑記[1]

この写真は、リヨン・サンジャン大教会にある天文時計で高さは9mにもなる。14世紀ぐらいに作られ、年月を追うように縦に増築していったらしい。私には文化の積み重ねみたいなものを感じさせる。

自分は去年の秋にフランスに来るまでヨーロッパに足を踏み入れたことがなかった。それまで、東南アジアの国には行ったことがあったけれども日本とは建物も食も気候も全くもって違う。

その中でも1番違うと感じたのは人だ。

当然のことながら、文化や風土によって人々のあらゆる価値観が変わってくる。

かつての西欧諸国が世界でいち早く技術革新をさせ、文化の先端を走ってきたという白人たちのプライドをこの天文時計が物語ってる。

その文化に対する自信が、今日までのコミュニケーションスタイルを形作ってきたのだと感じる。

これまで四半世紀を日本で生きてきた自分にとってこのコミュニケーションスタイルの違いはインパクトが大きいことだった。

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