フランシス

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会社員をしながら外交、安全保障の動向を追っているフランシスですライターとしてアゴラでも記事を投稿しているので是非ご笑覧ください。https://agora-web.jp/archives/author/jiokamata

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  • フランシスの外交、安全保障通信

    会社員をしながら外交、安全保障の動向を追っているフランシスです。独自の視点から国際情勢を騒がせている問題についての解説をしていきます。また、筆者はアメリカの国内政治についても関心があるので、たまに脇道を外れてアメリカに注目した記事も配信していきます。大学時代は日米関係、国際関係論について学び、アメリカ留学も経験しました。 記事は隔週で月2本ずつ配信していきます。これが知りたいとかあれば、どしどしコメント欄に書いてください。参考にします。 ライターとしてアゴラでも記事を投稿しているので是非ご笑覧ください。https://agora-web.jp/archives/author/jiokamata

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元田舎の大学生が主張する「安全保障」のすすめ

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    • リンドン・B・ジョンソン:ケネディの影に隠れた大統領

      未だに根強いケネディ人気筆者はジョン・F・ケネディ大統領に対して勝手に親近感を抱いている。まず、筆者とケネディは名前、ミドルネーム、名字の頭文字のイニシャルが同じJFKであり、誕生日も時差を考慮すれば同じ日になる(筆者:日本時間5月30日、ケネディ:米国時間5月29日)。だだ、共通点はそれだけにとどまる。大富豪の息子のケネディと違い筆者は公務員家庭の中所得階級に属し、ケネディのような無粋の女好きではない。それらの点では全く違った境遇を経験しており、人格も異なる。 ケネディは

      • バイデンまた失言?プーチンを排除しても、ロシアは変わらない

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        • 危機の時代における日本の外交・安全保障政策の在り方

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          5本
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          歴史の目撃者である私たち

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          地元を訪ねて、三木武夫の功罪

          地元を訪ねて地元から総理大臣が出ることはやっぱり嬉しいことだ。特に人と土地との結びつきが強い地方だとなおさらその思いを強くするのではないだろうか。 2020年の9月に菅義偉氏が自民党総裁、並びに日本国の首相に選出された際、生まれ故郷の秋田は大いに盛り上がった。その時、秋田に住んでいた筆者は菅氏を祝う横断幕や地元の人々が喜ぶ光景を目にした。菅氏は秋田出身ではあるものの、厳密には神奈川の政治家であるため、手放しに秋田初の首相が誕生したとする空気は少しひっかかるものであったが、広

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          覚醒したアメリカ、過去の歴史は全否定?

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          マルクス・ガブリエルの新実在論は綺麗ごとなのか?

          哲学と聞くと、何か堅苦しく、とっつきにくいイメージを持つ。しかし、現在日本のメディアで引っ張りだこになっているドイツ人哲学者マルクス・ガブリエルの扱われ方を見ると、元来哲学が持つ硬派なイメージが崩れてきたかのように思われる。 ガブリエル氏は史上最年少でボン大学の正教授の職を得た気鋭の哲学者であり、彼の出版する本は母国ドイツの国境を越えてベストセラーとなり、日本ではNHKが彼にフォーカスしたドキュメンタリーを取り、メディアの寵児とまで言われている。 そんな彼が主張し、注目を

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          自衛隊と旧日本軍の類似性

          不明瞭な自衛隊の位置づけ自衛隊がどういった組織なのかと説明する時、困惑する場合が多々ある。特に海外の人に対して説明するときにそれを痛感させられる。国外の目から見たら自衛隊は列記とした軍隊であり、日本政府も外からはそのように見られていることを是認している。現在、日本の防衛予算は世界トップ10の内に入っており、1990年代ごろ、米ロに続いて世界第三位の防衛予算を誇っていた時代もあった。 グローバルな視点、歴史的視点から見ても、戦後日本は少なくない額の予算を自衛隊に配分してきた。

          自衛隊と旧日本軍の類似性

          米ロ、新冷戦に突入か

          今日は米ロ関係の動向について解説していきます。 最近、アメリカは中国と新冷戦に突入したという風に表現されます。冷戦という表現は一昔前、戦争には至らないものの、高い緊張が続いていたアメリカとソ連の間の対立関係のことを差していた言葉です。そして、現在の米中関係も同じような状況に陥ってしまっているというのが多くの識者の見解です。 しかし、アメリカは中国に加えてもう一か国と冷戦状態にあると言われています。皮肉にも冷戦という言葉が生まれるきっかけとなった国、ロシアとです。 現在の

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          WHOと中国が共同でレポートを発表、欠ける透明感とくすぶる物足りなさ

          中国とWHOが共同で発表したコロナウィルスの起源に関するレポートについての話をしたいと思います。そのレポートはWHOの主導で行われた現地調査が基になっています。 そして、このレポートについての感想を二つあげるとすると、「物足りない」、そして、不透明だということです。 まず、何が物足りないか。一つ目はあまり新しい情報が出なかったという点です。報告書の結論としてはコウモリを媒体としてコロナがパンデミック化した可能性が高いとしていました。しかしながら、その結論は一年前から言われ

          WHOと中国が共同でレポートを発表、欠ける透明感とくすぶる物足りなさ

          これからの皇位継承の在り方について

          皇室の安定的な皇位継承のために以下の方法があります。 1, 現状維持-> 男系の男子(つまり、お父さんの家系図をたどったら初代天皇の神武天皇にたどり着く男)が皇位を引き続き継承する。 問題点:この制度は側室制度(一夫多妻制)があったらこそ、続いた側面があって、一夫一妻が原則とされる現代ではその制度は復活できない。また、皇族の数が少なくなったことで、絶対に男子を産まなければならないプレッシャーで病む人が今以上に出てくるし、そんな思いをして皇族の一員になりたいと思う人がいるのか

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          JFKです。you tube チャンネル始めました。

          こんにちは!フランシスまたの名をJFKです。 最近YouTubeチャンネルを始めまして、日本とアメリカの政治問題をメインで動画を投稿しています。このチャンネルを通して若者の政治への興味・関心を高めて、日常生活の中でもっと気軽に政治についてディスカッションできるような社会を創ることが僕の目標です! そこでより多くの方に僕の動画を届けるために、皆さんの頭脳と素敵な発想力を分けていただきたく考えております!🔥 この投稿のコメント欄またはDMで皆さんが「政治について知りたいトピ

          JFKです。you tube チャンネル始めました。

          日本にはもっと分断が必要?

          近年よく聞く言葉のひとつに分断という言葉がある。しかし、筆者は日本人として分断というものを自分事として捉えることができていない。 その感覚が間違っていないことを示してくれたのが、国際政治学者の三浦瑠麗が記した文春新書出版の「日本の分断」という本だ。この本は三浦氏は2019年の参院選後に行った独自の価値調査なるものの分析結果を解説したものだ。 三浦氏によると日本は欧米諸国と比べて分断していないどころか、分断を必要としている国だとしている。 現在、欧米諸国において、大きな政

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          米中衝突は不可避か、台湾をめぐる二つの見解

          歴史は終わったのか?今回の記事を書こうと思ったのは友人のある一言が理由だった。 「俺も乱世の時代に生まれたかった。」 その一言は戦国時代や幕末のように社会が大変革する時代に生きたいと思う心理が彼にあり、それと同時に時が止まったかのような現在に対する彼の物足りなさを吐露したものであったと筆者は考えた。 確かに、筆者の友人が憧れた時代と比べると、大きな歴史的な出来事が近日中には起きないのではないかと考えるのは不思議ではないと思う。コロナウィルスは日本人一人一人の生活スタイル

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          少数派を利するアメリカの選挙制度

          選挙は民主主義の根幹日本という民主主義国に住む我々は選挙という制度を私たちは空気のように扱っており、立ち止まってそれについて思いを巡らせる人々は筆者のような政治オタク以外にいないであろう。 しかし、選挙という制度の意義、そして、それがもたらした利益を考えた時に先人たちの知恵に感嘆せずにはいられない。選挙という利害調整メカニズムが登場する前までは、政治的な目標を達成するためには暴力を用いた個人間又は集団同士の闘争こそが唯一のツールであった。 だが、選挙という制度が出現した

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