プロが教える フランチャイズの落とし穴
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フランチャイズ ロイヤリティ
上記はフランチャイズに関する検索頻度が多いキーワードです。
見てもらうとわかるように、その検索の先には本当にたくさんの情報サイトで溢れかえっています。中には間違った情報もあり、フランチャイズ本部に身を置く立場としてはなんとも言葉に表しにくい感情を持ちます。
必要な情報を正しく得ることが出来る人は問題ありません。
ただ、実際は甘い言葉に誘われて自らの選球眼を失い、失敗する人が多いのも事実です。
私からすれば検索する時点からその命運がわかれると思っています。
今回は私の経験からフランチャイズビジネスにおける代表的な落とし穴を3つに絞り、お伝えをしてみようとおもいます。
失敗例① 楽に儲かると「思い込んでいる」
そもそも論になりますが、楽に儲かるビジネスがあればみんなやっています。結果として楽に儲けている人はいるのでしょうが、それは極めてごく一部の人です。
今は空前の情報化社会なので、全ての情報を疑う目線を持たなければいけません。自分できちんとした選球眼をもっている方は、自責の念を持ち、常にリスクを取る思考を持ち合わせています。
どの本部なら信用できるか、仮に事業が失敗しても後悔しないかという点において意思決定をしておく必要があります。
失敗例② 自分の考えがなく「他責」である
フランチャイズというパッケージを利用するとは言え、経営者である以上、
当事者意識を高く持たないと競争に勝てず、必ず失敗します。
どんな逆境に立たされても、その逆境をピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかでその後の結果は全く違ったものになります。
私も良く「他店との差別化」というキーワードを使用しますが、
この差別化という意味合いは、良い意味で非常識であるのが理想だと考えています。
どんな時代においても、イノベーターと呼ばれる一部の成功者は最初は馬鹿にされ、後ろ指をさされながら結果を残していく人です。
その一部の人が残した成功例を他者が模倣し、いつのまにか常識になっていたりします。
「本部の言う通りやってもうまく行かない」と愚痴ばかりこぼしているようでは、いつになっても成功することはありません。そういった意味においては、例え本部のアドバイスであっても、自責の念を持ち、本当にそうなのか?という目線が必要だと言えるでしょう。
そこで生まれる前向きな議論にこそ、活路を見出すきっかけの1つになります。
失敗例③ 人材マネジメントスキルが乏しい
言うまでもありませんが、人材管理ができなければ事業の発展はありえません。特に評価制度を含めた人事設計は人材管理において大きなポイントとなります。
加えて、日頃から従業員の意見に耳を傾け、現場を把握する姿勢でなければ、人もついて来ません。
今の時代は一昔前とは違い、採用側が弱い立場にあります。
どんな人材であっても、その人材をどう教育し、伸ばしていくか?
ここが事業発展のカギを握っています。
それなりの人を採用して頭数を揃えただけであれば、すぐに内部も崩壊するでしょう。
事業をスタートする前に、採用計画は念入りに作成しておく必要があります。
(場当たり的な採用はいずれ失敗すると認識しておくのが良いとおもいます)
今回は私が見てきた代表的な落とし穴を3つに絞り、「失敗例」としてお伝えしました。何かを盛るわけでもなく、これが現実です。
FCプロデューサーの竹村さんも良くフランチャイズチャンネルで、「フランチャイズは劇薬」と仰っています。その劇薬は使う人次第で、大成功にも大失敗にも繋がります。
楽をしようとすれば必ず落とし穴にはまります。
自身の判断軸を正しく持つようにしましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。
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