逆算人生
突然ですが、みなさんは自身が働けるであろう期間の残り時間を考えたことはありますか?
常日頃から考えている人もいれば、そんなの全く気にしない。その日が楽しければ良しという人もいるでしょう。ですが、漠然と1日1日を過ごしていても、それは樹海を彷徨っているのと同じだと私は考えてしまいます。なぜなら目的もゴール地点もわからず歩き続けるには限界があると考えているからです。最初は良くてもその内、不安にかられ暗闇に飲みこまれます。
老後2000万円問題
金融庁の報告書によると老後2000万円は以下の前提のもと算出されています。
・夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職である。
・30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在である。
・その間の家計収支がずっと毎月5.5万円の赤字※である。
上記を参考にすると、老後30年間で2,000万円が不足するという問題が既に今から4年も前に言われています。今は少子高齢化ということもあり、年配者の勤務期間も年々増加傾向ですが、それでも不足することに変わりはないでしょう。
注意したいのはこの試算はあくまで65歳からの計算なので、それよりも前に職を失えばもっと多くの経済力が必要になる訳です。
限られた時間の中で何を取捨選択するべきか
少し計算をしますが、お付き合いください。
例えば20歳~65歳までの45年間を時間にしてみます。
1年365日として、年時間は24時間×365=8,760時間です。
仮に年間の休日を120日としてこの分を120日分の時間を差し引きします。
24時間×120日=2,880時間です。
すると8760時間-2880時間=5880時間となります。
この数字からさらに睡眠時間をマイナスします。
1日7時間睡眠するとして、7×365=2,555時間です。
休日分の時間を引いた残りからさらに差し引くので
5880時間-2555時間=3,325時間です。
さらにわかりやすくするために「日」になおします。
1日は24時間なので、3325時間÷24時間=138日となります。
1年間は365日ですが、実際に稼働できる日数は半年にも満たないという事が見えてきます。
少し戻って先ほどは20歳~65歳の45年間と設定をしました。
先ほどの試算からすると1年で使えるおよその日数は138日なので、
138日×45年間=6210日となります。
20歳から定年まで働いたとして、6210日分の時間を使えるということになります。
45年勤めたとしてもこの日数です。
この日数を「6210日しか使えない」と感じるか、または「まだまだ残りが多い」と考えるかでは人生設計が大きく変化します。
年齢を重ねれば重ねるほど、月日の経過は早いもので、20代よりも30代、30代よりも40代の方が感じる時間は短くなるものです。
限られた時間の中、みなさんは何のために「時間」を使うでしょうか。
失った時間はどんなに後悔しても二度と返ってきません。
ぼーっと過ごした1日も、充実した1日も同じ24時間の消費です。
後で後悔しないためにできること
こんなことを書いている私自身も時間の重要性に気付き始めたのは30代後半になってからです。それまでは「どうにかなるでしょ」と考えていた1人です。
それでは何かあった時、家族全員が路頭に迷うと自分に言い聞かせ、無駄な付き合いを無くし、勉強する時間を可能な限り作り出してきました。まぁ、ある意味孤独にはなりましたが、
今では本業以外の収益化を組めるような段階にまで来ているので、これで正解だったのかなと感じています。あとはリリースへ向けて最後の調整・検証あるのみです。
みなさんは老後へ向けて何を準備しますか?
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。
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