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嫉妬心が教えてくれる才能

9月から『宇宙とつながる初級クラス』という、ハイヤーセルフと繋がって、必要なガイダンスを受け取れるようになるクラスを試験的にやらせていただいています。

そこで実際に、ハイヤーセルフとつながって、メッセージを直接受け取る練習をしてもらうのですが、いきなり出来てしまう人と、「うーん……よく分かんない」となる人がいます。

そもそも何年もかかって開発していくような能力を、上昇する地球のエネルギーを借りて、たった3回で伝授しようとしているわけなので、ぜんぜん出来なくても、よく分かんなくても当たり前っちゃ当たり前。

いきなり出来る人の方がレアケースだと思います。

しかし、教えている側としては、いきなり出来ちゃう人が現れると、みんなの意識が突然「マジ?そんなに簡単?じゃあ、私も出来るか!」と変化するので大歓迎ですが。

しかし、全員が「私にも出来る」モードになるわけではなく、そこで嫉妬の感情がわく人もいます。

嫉妬の感情が芽生えて、それが劣等感やあきらめに変わり、ハートが閉じていくのが見える時があるのです。

こうなると「つながれなくなっちゃう」から、まずはその嫉妬や劣等感から生じるモヤモヤした不快な感情を手放す方がいいですね。

嫉妬を感じるってことは、羨み、妬ましく思っているその人が持っている能力(その人が体験している状況を作り出すポテンシャル)を自分も持っているのに、現時点では使えていないってこと。

本当は自分も「そうなれるポテンシャルを持っているのになれてない」ってことを示しているのが、嫉妬心という感情です。

フィギュアスケートをやっていない人は、羽生君やメダリスト達に激しく嫉妬したりしないでしょう?

だから………嫉妬心が湧いたら、嫉妬してる場合じゃないのですよ(笑)。

「おお……激しい嫉妬心を感じる。つまり私には、あの人と同じような素晴らしいポテンシャルがあるということだ。花開かせよう」と、自分に意識を向けて、潜在的可能性を掘り起こし、育てなくては!

いや、別に無理に育てなくてもいいわけだけど、それだと人生がいまいちつまらないままじゃない?つまらないのとジョイフルなのと、どちらがいいかと聞かれたら私は後者なので、育てる方がいいと思うんですけどね。

エネルギーのことを学び始めた最初期の頃、とあるチャネラーでヒーラーの方から「あなたはあれもできる、これもできる。両手で抱えきれないくらいたくさんの豊かな才能があるのに、これっぽっちしか使ってない」と、親指と人差し指で作った小さな丸を示されて、心底ムッとしたことがありました。

なんて失礼な人、と思ったんですよね。
そんなに才能豊かなら、分かるように示してくれよ。こっちは精一杯やってるのにと腹がたちました。

当時はハイヤーセルフとつながるという発想などなかったし、高次の存在とつながって知恵を借りたり、サポートしてもらうなど、激レアなサイキックの人だから出来ることで、いたって普通な私には夢のような話っす、と疑いなく思っていたんですよ。

でも、今は彼女が言ったことの意味がよく分かるし、あえて言わなかったことも分かります。

確かに、私にはやりたいことならあれもできて、これもできる豊かな才能があるのでしょう。でも、それは自分の潜在的可能性に気づいて、それを「使う許可」を自分に与えるからこそ顕現するもの。

許可を与えなければ、いつまでも「存在しないもの」のままで、それを起動させられるのは自分だけです。

彼女は私が「特別な存在だ」と言ったわけではなく、誰でも「抱えきれないくらい豊かな才能」を秘めているのに、それを「使う許可」を出していないから使えてない。「私は(才能を)持ってない」と思っている人がほとんどで、あなたもそうよ。このまま眠らせといていいの?今回の人生も使わないまま死んでいくの?と、はっぱをかけたでしょう。

あの時、腹が立ったのは、持って生まれた「宝」を認め、それを活用できている彼女と自分を見比べて、自分自身に情けなさを感じたから。

あの怒りと反発心は嫉妬心から生じていて、本当は彼女のことが羨ましくて仕方ないけど、それを認めることさえ嫌だからムカついていた……と、今なら分かります。

あーあ、「嫉妬するってことは、あなたも彼女と同じような才能を持っているのよ。頑張れ!」と、当時の自分に言ってあげたい。


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