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アンハッピーのスパイラルから抜けられない一つの原因

職場の人間関係とか、家族・親族関係とか、もっと広く人生全般で「いつも自分はアンハッピーな立場に追い込まれる」と思っている方が、ハッピーな流れに乗れないポイントだなぁと思うことがあったので、書きますね。

生まれた環境や世代的なもので「自分は損をした」「割を食った」と感じている人は少なくないと思います。

実は生まれる環境も親も、生まれる時期などあらゆる基本設定は全部、自分で決めてきていて、偶然は一つもないのだけど、この世的な視点で見れば、恵まれている人とそうでない人の差は歴然とある。憤慨するほどある。

だけど、そういう条件で生まれてきたのは、今回の人生で経験したいテーマにもよるし、過去世のカルマの解消だったりもするわけです。

だから、そこで被害者モードになって「私は被害者だから、これくらい許されるよね。だって世の中、不公平だもん」と、幸せそうに見える人の足を引っ張ったり、その人が不利益を被るように小細工したり、こっそり意地悪したり、影で悪口を言う…なんてことをしていると、

宇宙は「自分が出したエネルギーが返ってくる」だけなので、ますます本人は苦しい状況に追い込まれます。倒しても倒しても次々に敵が出てきて「神様は私にだけ意地悪をしている!」とか、思ってしまう。そして、さらに被害者モードになる。

でも、そうじゃない。自分に意地悪して、幸せにならないように足を引っ張っているのは自分自身です(笑)。

「地の時代」はヒエラルキー社会独自の地球ルールみたいなものがあったので、人のエネルギーを奪ってもやったもん勝ちなところがありました。

だけど「風の時代」は出したエネルギーがブーメランのように返ってくるし、心の中に抱えている意識が素早く現実になるため「アイツが失敗すればいい。苦しめばいい」などと人の不幸を願っていれば、自分が不幸になっちゃう。

宇宙は「主語」を認識しないため「苦しめばいい」というオーダーどおりの現実が、自分の身に起きることになるからです。

……っていうことを、もう何年も前から相談を受けるたびに伝えている知人がいるのだけど、久しぶりに話したら相変わらずで、本人はめっちゃ苦しくてそこから抜け出したいっぽいのだけど、やっぱり息をするようにナチュラルに人の不幸を願い、そのように行動しているんですよ(笑)。

天に向かって小さなナイフを投げ続け、降ってきたナイフが自分に刺さって「ううう…私、かわいそう……」みたいなことをしているわけ。

もう、なんか、嘆きたいだけで自分を改善する気はないというか、この人は被害者でい続けて、人のエナジーを奪う「エナジーバンパイア」をするのが大好きなんだなぁと、思いました。

ハッピーより、そっちが好きなんですね。

アンハッピーのスパイラルは蟻地獄だと思うけど、それを選ぶのもまた自由。

昔は気の毒だと同情する気持ちがあったんですけど、さすがにもう湧かない。人生を変えられるのは本人だけだもの。

以前、バシャールが「見捨てるのも愛」と言っていましたが、確かに~。バシャール……深いわ。

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