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仏語学習のあれこれ2

仏語好きが仏語学習について書いています。今回の主なテーマは語学学校です。若い頃、今よりもっと情熱に溢れていた私は確か大学2年生の時から語学学校に通っていました。その後は中断期間を経てこのまま仏語ができなくなっていくのは寂しいと思った事から30代でまた通い始めました。

語学学校(日本国内)

ひとくちに語学学校と言ってもフランス大使館管轄の学校、各国語が学べる大規模な語学学校、個人経営の所まで色々あります。授業スタイルも仏人先生が仏語で、日本人先生が仏語で、あるいは日本語と仏語でという場合もあるようです。料金、通いやすさ、雰囲気など選ぶ基準は個人の事情によると思いますが、私の経験を書いていきます。

私は仏大使館管轄の学校のうち2校に通ったことがあります。様々なレベルに対応していること、文化教養講座があることが大きな特徴だと思います。初級のうちは決まったテキストをレベルに合わせて学びます。レベルが上がると、ニュース、映画をもとにフランス語を学ぶクラス、講読クラスなどを選択できるようになってきます。さらに上に行くと、フランス語を学ぶというより、学んだフランス語で文学を読む、思想、歴史などを学ぶという講座もありました。また、エントランスに入るだけで、「まさにフランス!」だったり、「フランス」が感じられるような雰囲気が作られていたり、通うだけでもワクワクしていました。他にもフランスならではの文化イベントが開催されていて文化面でも知識が増えたり、フランスのお祭りを楽しんだりする機会もありました。

個人経営の学校も色々あります。有能な日本人の先生が効率主眼でバリバリ教えてくれる学校、個人経営なのに色んな言語クラスがあって学校自体が楽しそうな学校など見学に行ったことがありますし、友達から聞いてアットホームで学習者同士や先生との距離が近そうだなと思った学校もあります。レベル分けが細やかじゃなかったとしても小規模の学校の方が何かと一人一人を気にかけてくれたり、相談しやすいということはあると思います。イベントは学校によりますが小規模でもやっているところはあります。

語学学校に行くとフランスや仏語が好きという人が集まっているので、すぐに友達ができて色々情報交換ができるのも楽しいです。イベントのことを書きましたが、学校に登録していなくても参加できる場合がありますので、学校のサイトをチェックしてみるといいですね。よくあるのは、1月のガレットデロワと、7月のパリ祭だと思います。見学するのとは違った学校の一面がわかるかもしれません。

また基本的なことですが、入学する前に、入会金、年度会費、教材費、レッスン料金、授業システムの説明(登録時期、休んだ場合、振り替え可能かなど)も知っておきましょう。フランスの出版社のテキストを使う場合はテキスト代が少々お高いです。初級の最初から入るのでなければ、レベルチェックを受けてどこのクラスに入るかという事を担当者と相談するのが一般的です。

今日も読んで下さり有難うございました!


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